インターネット版
わたしは、平和をあなたがたに残し、わたしの平和を与える。
(ヨハネ14・27)
2025 発 行
カトリック浦上教会
評議会 広報委員会
目次
「平和って何だろう?」
フランス巡礼紀行
希望の聖カテリの鐘
霊名のお祝い
教会学校
エリザベット会 創立75周年
暑い中・・・ありがとうございました!
浦上街道
評議会だより
今月の典礼担当地区
家族で霊名の日を祝いましょう
地区集会日程
赤鉛筆

助任司祭 ヨハネ 中野健一郎
助任司祭 西田祐尚
7月17日 祝福式
葛島神父様・西田神父様・廣田助祭様
初聖体式と黙想会
「無原罪の聖母浦上女子SVP」として設立
教会境内・信徒会館の大清掃
平和への祈り
行事などのお知らせ
8月と9月の典礼当番
今月の聖人
8月の地区集会日程表
編集後記
「平和って何だろう?」
助任司祭 ヨハネ 中野健一郎
 「復活祭はいのちの祭りです」と、世界中の人々へメッセージを送られたフランシスコ教皇様は、その翌日4月21日に天に召されていかれました。6年前、長崎のビッグN球場での、あの温かな笑顔を忘れることができません。爆心地では、祈りや対話で一致し、核なき世界と真の平和が実現する努力をするよう、呼びかけてくださいました。また、去る5月8日に新たに誕生した、レオ14世教皇様の最初のご挨拶は、「あなたがたに平和があるように」という、復活された主キリストから弟子たちへの最初の挨拶の言葉でした。「この平和の挨拶が皆さんの心に・・・すべての民族に、すべての地に届きますように・・・」と。そして、この平和は「武装を解く平和です」と。この「平和(Pace)」という言葉が、今年8月9日の「平和祈願祭」のテーマです。
 今年も7月に、小中学生それぞれの黙想会が行われました。「平和って何だろう?」というテーマで、まず、西田神父様と廣田助祭様が、10パターンの握手をして見せて、講話や絵本などで平和を考えました。中学生はグループで、各国首脳に成りきってディベートを、小学生は平和について、替え歌や作曲をしました。不思議に思ったのは、「平和は人間の力だけで作り出せると思いますか?」との問いに、中学生はほぼ全員が「できる」と答え、小学生は、低学年も高学年も半数程は「できない」(神さまの力が必要)との答えでした。この違いはどこから来るのか・・・?
 聖書が語る「平和」、即ち、ヘブライ語の「シャローム」という言葉は、単に「争いがない状態」だけでなく、神さまのもとで、神と人、人同士、また被造物との秩序が調和し、積極的な絆がある状態(「秩序に基づく静けさ」)をいいます。そして、そもそも「平和」とは、神さまがくださる賜物(恵み)というのが、この言葉の意味です。そのために、私たち自身も平和の人となるべく、祈りと、互いの対話によって、神さまのみ業に協力する必要があると思います。この平和は、主キリストが十字架上で私たちの罪を身代わりに背負い、実現してくださった平和です(エフェソ2・14~18)。
 自分の顔を食べさせて人を助ける、「アンパンマン」の姿に、イエスさまの姿が重なりますが、作者のやなせたかしさんは、「自ら傷つくことなしに、正義は行えない」と述べています。またマザー・テレサは、「平和を作りたければ、まず家族の平和を」と、また永井隆博士も、「平和をもたらすのは・・・ごく単純な愛の力による」と述べておられます。
 力ではなく、愛に基づく「平和」を、身近なところから実現できますように。
 フランス巡礼紀行
助任司祭 西田祐尚
 去る6月3日∼11日の間、私はフランスに行ってまいりました。今回は、その巡礼記を紹介させて頂きます。

 まず、初めに、今回なぜ、私がフランスに巡礼に行くことになったかと言いますと、簡単に言うと、旅行会社の巡礼の同行司祭としてお誘いを頂いたからでした。
 まだ、五島にいた頃、五島巡礼で来ていたその会社の添乗員さんに、「フランス巡礼の同行司祭をお願いしたい」と言われ、「こんなチャンスめったにない」と思い、快諾させて頂きました。その話から、今回のフランス巡礼へとつながります。
 さて、今回は、巡礼団は総勢22人。内、同行司祭の私と添乗員1名を除くと、20名の皆様と共に、巡礼の旅に出かけました。北は仙台、南は沖縄からでした。
 集合は、6月3日(水)19時に羽田空港国際線。21時50分のフライトでパリまでの直行でした。パリに到着するや否や、旅行会社がチャーターした大型バスに乗って、5時間かけてフランス北西部に移動。

② リジューの聖テレジアゆかりの地訪問
 明くる6月5日(金)、リジューの聖テレジアゆかりの地を訪問。テレジアがなくなるまで過ごした、カルメル会の修道院、生まれ育った生家、彼女の列聖を機に建てられた聖テレジア大聖堂を訪問しました。最初に訪れたのがカルメル会の修道院。そこには、資料館があり、テレジアに関する資料が展示されています。聖堂の中には、彼女のご遺体が展示してありました。ただ、実際にはご遺体はレプリカで、遺体はその下に埋葬され、骨の一部が聖テレジア大聖堂に展示してありました。現在、その聖遺物の前で、ロウソクを捧げてお祈りすることが出来ます。
 そして、パリ市内をチャーターバスで移動し、不思議のメダイ修道院とパリ外国宣教会の本部を訪問させて頂きました。本当は、詳しくお話したいのですが、紙面の都合上割愛させていただきます。いつか詳しくお話したいと思います。

③ パリへ移動して
 6月6日(金)には、パリへ移動し、ノートルダム大聖堂、不思議のメダイ修道院、パリ外国宣教会本部を訪問させて頂きました。ノートルダム大聖堂は、2019年の火災によって、一時閉鎖状態(コロナも要因)でしたが、2024年2月から見学が再開されています。私たちが訪問した際は、再開してから1年以上も経っていたので、非常に多くの観光客が見学に来ていました。ステンドグラスの美しさは有名で、様々な模様や絵のステンドグラス、また、聖堂後方、左右の大きな円形のステンドグラスは、通称「バラ窓」と呼ばれ、多くの人々を祈りの雰囲気に誘います。

④ ルルドを訪問

 旅の最後は、6月7日(土)∼10日(火・現地時間)でルルドに行ってまいりました。聖ベルナデッタゆかりの地、また、非常に多くの病人の回復の奇跡が報告されている場所です。
① モン・サンミッシェル

 最初に到着したのが、モン・サンミッシェル。「聖ミカエルの山」という意味で、周囲約900m、高さ約80mの小さな島とその頂上にそびえる修道院が特徴です。モン・サンミッシェルについて、色々とお話したことはあるのですが、元々小さな島にベネディクト会の観想修道院が立てられ、この場所は修道士たちの祈りの場所でした。しかし、英仏の100年戦争の時には、仏軍が要塞としても使用し、また、フランス革命の時には、反政府軍を収容する牢獄としても使用されました。時代を経て、19世紀ごろに再び修道院として復活しまし、現在は、ベネディクト会ではなく、「エルサレム修道会」という観想修道会が、このモン・サンミッシェルを修道院として使用し、数名の司祭や修道士、修道女が生活しているそうです。ちなみに、モン・サンミッシェルを訪問したのは6月4日(木・現地時間)でした。

      ノートルダム大聖堂

 すべての巡礼地がそうだったのですが、今年は聖年と言うこともあり、ここルルドも非常に多くの巡礼者が来ていました。
 ドイツからは推定500~600人ほどの大巡礼団も来ており、大半が障害を持った方、病人さんでした。巡礼者の数に圧倒されながらも、ルルドの洞くつで聖霊降臨主日の朝1番目のミサ(日本人巡礼団メイン)を捧げさせていただいたことは、私にとって、非常に良い思い出になりました。沐浴場もあって、行ってみたかったのですが、人が多すぎてあきらめました。次回、また来る理由ができたなと思いながら、日本への帰路につきました。ちなみに、巡礼中のミサは、各巡礼地の教会で巡礼団皆で共に捧げました。
 この非常に良い経験ができたこと、浦上教会の皆様のお祈りに感謝します。もっとお話ししたいこともありますが、これでフランス巡礼の紀行とさせて頂きます。
希望の聖カテリの鐘
7月17日 祝福式

 米ウイリアムズ大学のジェームズ・ノーラン・ジュニア教授が信徒に呼びかけ、被爆したものと同型の鐘が浦上に寄贈される運びとなった。この日は天候が危ぶまれたが晴天に恵まれ、日よけの四張りのテントが設置されて多くの浦上の信徒が集まる中、中村倫明大司教様により祝福式が執り行われ、「希望の聖カテリの鐘」と名付けられ、北側の塔で響かせるこの鐘にそれぞれが希望を膨らませた。祝福式の後山村憲一主任神父様は、「5月1日は永井隆博士の命日、この日にこの鐘が長崎に届いたのは意味深いこと」と語られた。その日のうちに北側の鐘楼に設置された。
8月9日11時02分には、80年ぶりに大小の鐘が世界平和を願って鳴り響く。
霊名のお祝い
  パドヴァのアントニオ
          西田祐尚神父様
  パウロ    葛島輝義神父様
  トマ     廣田学助祭様

 6月15日(日)「三位一体」の祭日、パドヴァのアントニオ西田祐尚神父様と、6月29日(日)「聖ペトロ 聖パウロ使徒」祭日、パウロ葛島輝義神父様とトマ廣田学助祭様の霊名のお祝いがそれぞれ9時30分ミサで行われた。
 西田神父様は6月13日が「聖アントニオ(パドヴァ)司祭教会博士」記念日であり、8日(日)にお祝いする予定であったがフランス巡礼のために15日(日)に変えて行われた。

 葛島神父様は6月29日(日)「聖ペトロ 聖パウロ使徒」の当日に。 廣田学助祭様は7月3日「聖トマス使徒」祝日の前の日曜日である6月29日にお祝いを行った。
 お祝いでは、神父様と助祭様方に経済評議員からの記念品を、女性部からは花束が贈られた。教会学校の子供たちからは、お祝いのことばと祝い品が贈られミサ参加者一同でお祝いした。 西田神父様は浦上で2回目、葛島神父様は6回目、廣田助祭様は初めてのお祝いになる。
 廣田助祭様からは、お礼とともに、来年の司祭叙階に向けて励ましと祈りを願われた。
 そして、3名の方々の今後の司祭職と叙階へ、天の父のお助けと健康の恵みをお願いしつつ式を終了した。
教会学校
   初聖体 おめでとう!

 7月20日(日)9時のミサで初聖体式が行われました。初聖体をいただいた小学生は次の4名です。

   ヨゼフ 嶋田蒼士君(1年)
   セバスチアノ 平川湊都さん(1年)
   カタリナ 竹内 香さん(1年)
   マリア 寳田茉子さん(3年)

 前日、ゆるしの秘跡を受け、式に臨みました。ミサの初めの紹介では大きな声で返事をし「よろしくお願いします」と元気にあいさつができました。
 奉納や共同祈願の役割を滞りなく果たして、ご聖体をいただきました。
 感謝式では竹内香さんがあいさつをお母さんと一緒に考え、はきはきとのべました。花束贈呈は平川湊都さんが「僕がする」と手をあげてくれましたが、主任神父様に渡すのはちょっと恥ずかしかったようです。ご聖体は「味はしなかった」「おいしかった」が感想です。
 長いミサの間、いつものやんちゃを我慢する姿に成長を見ることもできました。準備が間に合うか不安でしたが、神さまを受けとめる子どもたちのセンスは感動的で、神さまは子どもたちのものになりました。
              (Sr.赤窄須美子)
       「黙想会」

    平和って何だろう!

●ケンカのないみんななかよく平和にくらせたらと、まい日おいのりします。
●アンパンマンみたいにこまってる人をたすけたい。
●「キリストの光」をうたい、2ばん3ばんとつくっていくのがたのしかった。
●平和はきれいな心。仲良しの家族。
●平和って協力するものなんだなって思った。
●相手を思いやれる気持ち。
●みんなが笑顔で、平等にいきていけること。
●平和は長崎から、日本から伝えていきたい…戦争をしても誰も幸せにはならないと。
●相手を赦そうと思う心が、平和を作るための第一歩なんだと思う。
●みんなが各国の首相や大統領になりきり討論会をした。良い意見が出て普段できないことで勉強になり、とても楽しかった。
●いろんな人の意見に、「確かに」と思えたし、自分にも新しい思いができ、平和についての考え方が浅かったと思った。
●戦争でなく話し合いで平和な世界が実現できると思う。
●主任神父様からのお誘いがあったので夏休みは毎日ミサに行こうと思った。
エリザベット会 創立75周年
「無原罪の聖母浦上女子SVP」として設立
 先日、本会は創立75周年を迎えました。昭和25年6月に「無原罪の聖母浦上女子SVP」として設立しましたが、当時女子はSVPの正会員としては正式に認められなかったため昭和36年に当時の指導司祭の中島万利神父様によって「聖エリザベット会」として改名されました。貧しい人々に対して特に愛の心を注がれたエリーザベト様の名前を戴いたのです。夫の死後聖フランシスコの第三会に入会し死後1235年列聖されました。生前は女性の中で一番酷い虐待を受けたエリーザベト様は死後最高の栄誉を受けられ、今では未亡人・病人・貧しい人々の守護の聖人となっておられます。
 私たちも皆様のご支援を頂きながら少しでもエリーザベト様に近づく事が出来ますように祈りながら活動していきたいと思います。
暑い中・・・ありがとうございました!
●信徒会館清掃(6月8日)

 ステージやベランダ、各会議室などを実施。
 参加者はほうきやモップ、ブラシを使って隅々まで手際よくきれいにしました。
●教会境内清掃(7月13日)を実施

 汗びっしょり泥だらけになりながらも、熱中症対策をしっかりして臨みました。多くの観光客が訪れる浦上教会周辺は平和の日と聖母の被昇天を前に美しく甦りました。皆様の一致協力に心から感謝します。
 浦 上 街 道

          主任司祭 山村憲一
      平和への祈り

 高校生と島原半島を巡礼したことがありました。島原の乱の舞台となった原城の跡地を訪ねた時、平和について考えさせられるヒントをいただきました。発掘調査の度にたくさんの人骨が出土するその頭蓋骨、顎の部分からは平らにされた鉛を見つけるのです。また、糸を通すための穴が開けられた丸い玉の形をした鉛も数多く発見されるということです。調査の結果、それらはもともと撃ち込まれた鉛の弾だったのです。その戦いの道具を、殉教者たちはご聖体に見立てて口に含み、または祈りの道具であるロザリオに造り替えたというのです。戦いの道具、戦争の道具、人殺しの道具を殉教者たちは祈りの道具、命をもたらすものに見立てて造り替えたのです。「主は国々の争いを裁き、多くの民を戒められる。彼らは剣を打ち直して鋤とし、槍を打ち直して鎌とする。国は国に向かって剣を上げず、もはや戦うことを学ばない。」(イザヤ2・4)
 私たちが祈り、考え、行動しなければならない平和というのは、このように戦争の道具を平和の道具に造り替える心がなければ実現しないと思います。命を奪う心ではなく、命を与える心がなければ、本当の平和は実現しないのだと思います。 簡単なことではありません。イエス様が十字架を死刑の道具から愛の道具にするためには、その十字架の上でご自分の命を捧げられることが必要だったのです。自分の心が本当の平和を実現するために、ふさわしい心になる為の戦いを始めなければと思います。
 20年間、広島原爆の日に長崎から平和のメッセージを発信し続けたさだまさしが、そのコンサートの中で「自分の心にある鬼を退治しなければ、本当の平和はない」と話していたのは、同じことを意味しているように思います。
評 議 会 だより
【8月】

(6日~15日)平和旬間ロザリオ
         5時30分聖堂    〈典礼〉
(6日) 主の変容  6時        〈典礼〉
    長崎地区子どもスポーツ大会
          シーハット大村   〈信教〉
(8日)聖体の永久礼拝(平和を祈る)
         20時~9日17時   〈教区〉
(9日)原爆犠牲者追悼ミサ
          6時・11時2分  〈典礼〉
    たいまつ作り 17時  境内  〈壮年〉
    平和祈願祭   18時      〈中地区〉
(10日)マリア館内覧会 各ミサ後
(11日)クララ祭  18時30分  大橋  〈本部〉
(12日)ノルベルト赤尾神父様命日
(15日)聖母の被昇天
          ミサ:6時・9時  〈典礼〉
    「愛の献金」 各ミサ後    〈ビン〉
    子どもたちへお菓子のプレゼント
          9時ミサ後 〈壮年・女性〉
    マリア館落成式  9時ミサ後  〈本部〉
(17日) 転入者紹介   9時    〈シャロ〉

(19日) 準備委員会 19時     〈本部〉
(24日)歴史委員会定例会
          9時ミサ後    〈歴史〉
    マリア館納骨堂内覧会
          9時ミサ後     〈本部〉
【9月】

(5日)初金ミサ 女性部担当:本尾1・2
                   〈本部〉
    十字架の道行  19時      〈本部〉
(7日)バザー実行委員会・評議会
           19時     〈本部〉
    神学生養成援助金回収    〈女性〉
(9日)被爆者のための祈り  10時 〈レジオ〉
(14日)十字架の称賛 〈典礼〉
    2学期始業ミサ・始業式    〈信教〉
    敬老者・病気療養者のためのミサ
               9時  〈本部〉
    敬老会 ミサ後信徒会館    〈本部〉
(16日)小学生の勉強始まり      〈信教〉
    準備委員会   19時     〈本部〉
(18日)恵の丘訪問          〈エリ〉
(20日)中学生の勉強始まり      〈信教〉
(21日)病院(見舞い)訪問       〈ビン〉
(23日)経済評議委員定例会      〈経済〉
    大村殉教祭          〈教区〉
(27日)聖ビ・ア・パウロの祝日 〈ビン〉
(28日)世界難民移住移動者の日献金 各ミサ
                  〈典礼〉
    歴史委員会定例会
          9時ミサ後    〈歴史〉

※ 行事は変更・中止となる場合もあります
 今月の典礼担当地区
《8月》

3日[日] 年間第18主日         上野2
10日[日] 年間第19主日        高尾А
17日[日] 年間第20主日        高尾B
24日[日] 年間第21主日        本原
31日[日] 年間第22主日         扇
《9月》

7日[日] 年間第23主日     石神1・辻2
14日[日] 年間第24主日        石神2
     十字架称賛
21日[日] 年間第25主日     大手・女の都
28日[日] 年間第26主日         辻1
家族で霊名の日を祝いましょう
<今月の聖人>
8月 August

1日 聖アルフォンソ・マリア・デ・リグオーリ
                司教教会博士
4日 聖ヨハネ・マリア・ヴィアンネ司祭
8日 聖ドミニコ司祭
10日 聖ラウレンチオ助祭殉教者
11日 聖クララおとめ
14日 聖マキシミリアノ・マリア・コルベ
                司祭殉教者
15日 聖母の被昇天
20日 聖ベルナルド修道院長教会博士
21日 聖ピオ十世教皇
22日 天の元后聖母マリア
24日 聖バルトロマイ使徒
27日 聖モニカ
28日 聖アウグスティヌス司教教会博士
29日 洗礼者聖ヨハネの殉教
9月 September

3日 聖大グレゴリオ教皇教会博士
8日 聖母マリアの誕生
10日 福者セバスチャン木村司祭と204殉教者
13日 聖ヨハネ・クリゾストモ司教教会博士
15日 悲しみの聖母マリア
16日 聖コルネリオ教皇 聖チプリアノ
                 司教殉教者
20日 聖アンデレ・キム・デゴン司祭
   聖パウロ・チョン・ハサンと同志殉教者
21日 聖マタイ使徒福音記者
23日 聖ピオ〈ピエトレルチーナの〉司祭
27日 聖ヴィンセンシオ・ア・パウロ司祭
28日 聖トマス西と十五殉教者
29日 聖ミカエル 聖ガブリエル 聖ラファエル
                   大天使
30日 聖ヒエロニモ司祭教会博士
9月の地区集会日程
地区名 時 間 場 所 担当司祭
辻 1 8日 19時 公民館 山村師
本 原 17日 19時 公民館 山村師
休 み 上記以外の地区
  被爆80年目の8月9日が近づいてきました。原爆で廃墟となった浦上で、自らも被爆しながら救護活動を続け、平和を訴えて来られた、故・永井隆博士の著書「平和塔」を読み返してみました。著書の中で永井隆博士は懸命に神を信じ、信仰とは何かを、命の限り語り尽くしてこられたこと、不自由となった体で可能な限り、ぎりぎりまで力を振り絞り執筆し世界平和を訴えてこられたことに改めて感動を覚えました▲教会が取組んでいる「核兵器のない世界のため」の署名を済ませました。本当に大切で緊急な課題だと思います。6月にイスラエルがイランの核施設を爆撃し、アメリカも又、イランの各施設を爆撃しました。イランは報復を宣言し核戦争の危機が急激に高まっています。 ▲長崎大学核廃絶研究センター(RECNA)の発表によれば世界の核弾頭の数は約9,615発。ロシア4,310発、米国3,700発、中国600発と言われています。その中の数発でも使用されれば世界は破滅します。▲そんな中、8月9日11時02分に浦上天主堂で新しく平和を願う鐘「希望の聖カテリの鐘」が響きわたることになっています。世界平和を願う鐘の音が浦上の地から全世界に届くことを祈りながらドキドキしながら待っています。