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目次
終われない夏
司祭団、十字架山で祈る
祝・敬老の日
すべてのいのちを守るための月間
尾髙修一神父様「霊名お祝い式」
評議会だより
10月の地区集会
今月の典礼担当地区
教会学校
浦上抄(その5)
今月の聖人
浦上街道
赤鉛筆 |
協力司祭 パウロ 葛島 輝義
コロナ禍で公開ミサ中止の中
敬老者、病気療養者のためのミサ
各家庭へ献品提供を呼びかけ
9月29日、聖ガブリエル大天使
行事などのお知らせ
10月と11月の典礼当番
コロナ禍の教会学校
「旅」長崎・広島連絡会議
家族で霊名の日を祝いましょう
特別編 浦上街道の回顧(3)
編集後記 |
終われない夏
協力司祭 パウロ 葛島 輝義
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夕焼けの長い影に時の短さを覚える季節が進行している。そして、76年が過ぎてなお終わらぬ戦争を抱える人、今を戦前にすまいーと心を砕く人、追悼の夏は停まる。
8月の末、とうとう高齢者の仲間入りをした男には、特別な記憶が蘇える。波瀾万丈に戯むれて無茶をしていた20代の頃の出会いである。戦中派・元海軍兵の彼は、背中に般若の彫り物をしていた。周囲は皆そのことに恐れを抱いていたが、男(当時青年)には良き先輩だった。彼の方こそが青年の生きざまに危うさを感じていたと後で知る。
或る日、青年に彼は焦るように問う。「今のままずっとやっていくのか?」。青年はここぞとばかり、彫り物に至った経緯を問う。彼は長い沈黙の後にこう語る…。「もうずっと昔のことだが、燃えるような夕焼けを見たことがある。その夕焼けを見ながら数えた。今日は、あいつが帰って来なかった。昨日は、あいつが帰って来なかった。生きていてほしい奴ばっかりだった。もうあんな思いで夕焼けを見たくはない。終戦直後の秋に帰郷した日、それは散々だった。せっかく生きて帰ったというのに誰も喜んでなんかくれなかった。日本国と陛下のために死をもって尽くすのが兵隊、のこのこ生きて帰って来て恥ずかしくないのかーと、ずっと罵声を浴びた。それが後ろめたくて、世間への反発と死んで逝った奴等へのけじめとして彫り物を入れた。 |
だが、自分の中では戦争は今も終わっていないー。そして、絶対に戦争をしてはならんー」。それは期せずして夕焼けを映して輝く秋の海を漁場へ走る船上でのことだった。
そんな秋の日から、既に40年…。街も人の心も変わってきた。全ては、少しずつ形を変えながら移ろっている。それでも不思議なことに、その夏の日のことがこの男の心の中でいつしか波紋となり、年毎に大きくなって行くのをしみじみと実感する。唸るような彼のメッセージは、戦中派の人間としての自戒と、どこか荒れた生き方に傾く当時の青年への情が込められていたのではないか…。65で彼は逝った。男は丁度その歳である。
“義に飢え渇く人々は、幸いである。その人たちは満たされる。(マタイ5・6)”と主は告げる。実に単純な真理である。一人の人間として、この世を生きる上で政策者に従うことは大事である。しかし、それは個人の良心の尊厳と批判精神の容認という枠の中に留めるべきであり、せっかくの神様に授かった生命を狂わせないためにも、義に反することや、健全な理屈に合わないことを執拗に求める政策者や団体は疑った方が賢明であろう。
夏が来ると戦争や平和が盛んに叫ばれるが、秋が来ると終わってしまう。追悼の夏は終われないー。 |
司祭団、十字架山で祈る |
十字架山殉教祭
コロナ禍で公開ミサ中止の中
浦上教会では毎年9月、十字架称賛の記念日(14日)を前に、小教区内、辻町の聖地十字架山に集い殉教祭を行なっています。
十字架山には悲しい歴史があります。厳しい迫害と弾圧のなかで起こった浦上四番崩れの流配旅から戻った浦上の信徒たちは、ようやく信仰の自由を取り戻すことができました。
しかし、喜びの一方で心ならずも行った絵踏と、自分たちを迫害し、それを強いた当時の為政者の罪に対しての悲しみは大きいものでした。当時の信者たちはこれを償わなければならないとの思いから、ここを償いと記念の地とすることを決め、大勢の奉仕と犠牲の中でこの聖地を作り上げました。1950年には当時の教皇ピオ十二世により公式の巡礼地とされています。 |
今年はコロナ禍の公開ミサ中止期間中に当たり、9月12日(日)の殉教祭は中止が決まりました。しかしこれを受けて浦上教会の司祭たちは「このような状況だからこそ司祭が率先して信徒のためにも何かできないか」と考え、司祭だけでの殉教ミサを計画しましたが、無情にも雨となり、「ならば」ということで十字架の道行を行うことを決め、中村倫明補佐司教様の参加もあり、共に祈りを捧げました。この日、司教様は当時の信徒たちの苦難の思いを感じ取るためにと、車を使わず、辻町の道路側から階段を歩いて到着されました。
時折の小雨の中で十字架の道行が始まりました。祈るのは浦上教会の4人の司祭と司教様をはじめ、近隣のフランシスコ会の司祭・修道士、それに信徒数名の方々。十字架持ちは、前半は司教様、久志神父様が後半を担当。これからの長崎教区と浦上小教区が担っていく十字架の象徴とその使命として二人が十字架を持ち、祈る姿は意義あるものだと感じ取ることができました。
道行の祈りを終えて久志神父様は、挨拶の中で「歴史を見ると、ここは西坂と同じように大事な場所です。あまり知られていませんが、教区の聖地です。浦上教会は2年後の2023年に『旅の終わり』150年を迎えます。その節目に向けて多くの方々の祈りと安らぎの場所に相応しいさらなる整備が必要です」と十字架山の今後を語りました。続けて、ロザリオの祈り「旅する教会の神秘」を唱え、今年の十字架山での記念行事は無事に終了しました。来年は多くの方々と一緒にこの場所に集い、聖なる時間を過ごしたいものです。 |
祝・敬老の日
「敬老者、病気療養者のためのミサ」 |
敬老の日は例年、70歳以上の方々の長寿を祝い、信徒会館で盛大な祝賀会、病気療養者へはミサの中で「病者の塗油」が行われている。この日は、長年、信仰の証し人として皆を導いてこられた方々への感謝と、そして健康、さらに後に次ぐ若い世代への「力」を願い行ってきている。 |
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、昨年に続いて祝賀会を中止、そして病者の塗油は特別な祝福に変えて行われた。8月に信徒生活委員会が調べた70歳以上の在籍者は683名だった。
9月19日(日)、一カ月ぶりに再開された主日の公開ミサ9時30分は、久志主任神父様の司式によって「敬老者、病気療養者のためのミサ」が執り行われた。
説教で「皆さん本当にありがとうございます。皆さんの存在は本当に大きい。何故なら皆さんがいらっしゃらなければ、私たちはいない、存在しない。皆さんがいらっしゃったから色んな活動ができ、この教会があります。どうぞこれからも与えられた命を精一杯活きてください。私たちはその命に寄り添いたい。喜びと希望のうちに」と語られた。
ミサの終わりに、「今日、敬老の日を迎えた方々を顧み、忠実な生涯の報いをお与えください。…」と祈り、特別の祝福をされた。 |
すべてのいのちを守るための月間 |
先月、9月1日から10月4日までは日本の司教団が定めた「すべてのいのちを守る月間」となっていました。それぞれの教区・小教区では様々な活動が行われました。
浦上小教区では教区評議会の意向を受けて、準備委員会で出されたいくつかの活動案から、ひとり親家庭を支援する団体の「つなぐBANK」活動への協力を決定しました。
具体的な取り組み内容としては、食品、日用品を無償で提供する活動です。このため各家庭へ品物の提供協力を呼び掛けたところ、9月26日までの2週間で、多くの品物が提供されました。
皆様からお寄せいただいた支援品は整理、箱詰めをし、「一般社団法人ひとり親家庭福祉長崎」を通してひとり親家庭へ渡される事となっております。
信徒の皆様のご協力ありがとうございました。
評議会副議長 片岡明俊 |
長崎教区では、髙見大司教様の呼びかけで、9月20日伊王島海岸の清掃活動を行いました。髙見大司教様、中村補佐司教様ら10数名の司祭と、小神学校の生徒、信徒など70名程が奉仕しました。 |
尾髙修一神父様「霊名お祝い式」
9月29日、聖ガブリエル大天使 |
9月26日(日) 9時30分ミサ後、尾髙神父様の霊名「聖ガブリエル」のお祝い式が行われました。
信徒を代表して、酒井一宏・広報委員長からお祝いの言葉、赤尾繁樹・経済評議員から記念品と、女性部代表から花束の贈呈がありました。続いて教会学校からは田口一護君(6年生)からお祝いの言葉、子供たちからプレゼントの贈呈も行われました。
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尾髙神父様は「沢山のお祝いの言葉と記念品等を頂き身に余る光栄です。コロナ禍の中で、もっとやらなければと思いながらもやれていないことが沢山あり、これまで皆様に支えられて本当に有り難く思っています。 教会活動全体がまだまだ機能していない中で、このようなお祝い式をしていただき本当に有難うございました」とお礼がありました。
尾髙神父様は、2018年4月に浦上教会に着任してから4回目の霊名のお祝い式となります。
聖ガブリエルは、マリア様に聖霊によってイエス・キリストを宿したことを告げた大天使です。又、最後の審判のときにラッパを鳴らし死者をよみがえらせる天使としても知られています。 |
評議会だより |
【10月】
(1日)初金ミサ(女性部担当地区:坂本1、2)
10時 〈本部〉
十字架の道行 19時 〈本部〉
(3日)評議会 19時 〈本部〉
(9日)被爆者のための祈り
10時 被爆マリア聖堂 〈レジオ〉
(11日)旅の日記念ロザリオ 5時30分 〈典礼〉
(12日)九電工による清掃 9時~10時30分
(24日)世界宣教の日献金 各ミサ 〈典礼〉
病者のためのミサ 6時 〈ビン〉
【11月】
(1日)諸聖人 6時 〈典礼〉
司教座聖堂献堂記念日・記念ミサ
(2日)死者の日 6時 〈典礼〉
(3日)ベアトス様殉教祭 15時
橋口町記念碑 〈本部〉
(5日)初金ミサ(女性部担当地区:辻1、2)
10時 〈本部〉 |
(7日)死せる会員のためのミサ
9時30分 〈壮年・女性〉
境内清掃 8時30分 〈信生〉
評議会 〈信生〉
(9日)ラテラン教会の献堂 6時 〈典礼〉
被爆者のための祈り 10時
被爆マリア小聖堂 〈レジオ〉
(11日)旅の日記念ロザリオ
5時30分 〈典礼〉
(14日)貧しい人のための世界祈願日
各ミサ 〈典礼〉
浦上小教区への転入者紹介
9時30分 〈シャロ〉
(14日)釜ヶ崎ホームレスのための
毛布・日用品収集
12月12日まで 9時30分ミサ前後
〈ビン〉
(21日)王であるキリスト 〈典礼〉
第3回堅信組保護者会
9時30分 ミサ後 教会学校 〈信教〉
(27日)クリスマスツリー点灯式
17時30分 〈信教〉
(28日)待降節第1主日 〈典礼〉
※ 行事は今後、変更・中止となる場合もあります。 |
10月の地区集会日程
地区名 |
日 |
曜日 |
時間 |
場所 |
担当司祭 |
辻2 |
5日 |
火 |
19時 |
公民館 |
久志師 |
石神1 |
辻1 |
8日 |
金 |
19時30分 |
公民館 |
久志師 |
小峰 |
深井宅 |
鼈甲屋師 |
坂本2 |
19時 |
マツオ歯科 |
尾髙師 |
江平 |
10日 |
日 |
19時 |
公民館 |
鼈甲屋師 |
平和 |
公民館 |
鼈甲屋師 |
岡 |
公民館 |
久志師 |
扇 |
13日 |
水 |
19時30分 |
公民館 |
尾髙師 |
石神2 |
14日 |
木 |
19時30分 |
新垣宅 |
鼈甲屋師 |
平野 |
19時 |
喫茶ジャスミン |
久志師 |
昭和 |
15日 |
金 |
19時 |
文教町公民館 |
尾髙師 |
本尾 |
16日 |
土 |
20時 |
公民館 |
鼈甲屋師 |
橋口 |
17日 |
日 |
19時 |
公民館 |
久志師 |
本原 |
公民館 |
尾髙師 |
お休み |
女の都、大手、大橋、上野1、上野2、高尾、坂本1 |
※ 集会の日程等変更となる場合もあります |
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今月の典礼担当地区 |
《10月》 ロザリオの月
3日[日] 年間第27主日 本原
10日[日] 年間第28主日 扇
17日[日] 年間第29主日 石神1・辻2
24日[日] 年間第30主日 石神2
世界宣教の日献金
31日[日] 年間第31主日 大手・女の都 |
《11月》 死者の月・待降節
1日[月] 諸聖人
長崎地区司教座聖堂献堂記念日
7日[日] 年間第32主日 辻1
14日[日] 年間第33主日 本尾1
貧しい人のための世界祈願日
21日[日] 王であるキリスト 本尾2
28日[日] 待降節第1主日 江平1 |
教会学校 |
コロナ禍の教会学校
教会学校2学期は、9月半ばでも感染段階がなかなか下がらず開始できない状況がつづきました。
毎年度初めの教会学校で、『信仰教育の基礎は家庭』で、教会学校はその補助的役割であることを保護者の方に伝えています。コロナ禍でそれは明らかになり、その対策が練られました。
教区ホームページ家庭委員会(以下、教区HP家庭委員会)掲載の「お家で教会学校」は、その一つです。教会学校に通えないから信仰は伝えられないのではなく、できることを模索し大勢の協力者によって掲載されています。ぜひ、教区HP家庭委員会を開いてみてください。教区・家庭委員会は、キリストの愛を伝える家庭を目指し、個人や家庭の日常生活と信仰の成長を助ける豊かな内容が盛り込まれています。
ところで、教会学校ではコロナ禍の前から保護者の協力を得て、連絡先をメール登録していただき、今では教会や教会学校の情報を速やかに共有できつつあります。さらに信仰を伝えるには保護者の覚悟と協力なしには到底できません。一学期、教会学校が再開できない時がそうでした。初聖体の準備のために全テキスト課題と祈りをお家でしてもらいました。お陰で学校再開と同時に司祭による初聖体勉強会や子どもの祈りの確認がスムーズにできました。
夏休み中、2年ぶりの小学生の黙想会のためには、感染拡大の予防対策も含め、「旅」をテーマに、スタッフは資料作成や紙芝居のビデオ化、三尺牢実物大作成の準備。子どもたちに視聴覚を通して実体験をしてもらい、スタッフによる初めての黙想会は無事に終わりました。その後、ぬり絵などを教室に展示し見学してもらいました。 |
教区HP家庭委員会には、黙想会で使った「紙芝居」が、教区HP家庭委員会☞「お家で教会学校」☞「浦上教会学校」で検索できます。その他、緊急時に作成した小学2年のテキストは、イラストやナレーションを当教会の保護者有志らに協力いただきき、また十字架の道行、ロザリオのこと、手話による聖歌など大人や子どもの信心、信仰生活に役立つ内容が様々あります。
教区HP家庭委員会活用は、教会学校がない所や教会学校へ行けないお友だちにも開かれた一助になるはずです。紙芝居を通して、「旅」や浦上の先祖について知る機会になればと願っています。とにもかくにも、『教区HP家庭委員会』は、信仰を伝える一つのきっかけにならないでしょうか。先祖にならい、秘跡の恵みのうちに、今の私たちも信仰を伝えることができるよう聖霊の照らしを願い、信徒発見の聖母の取り次ぎを祈り続けていきましょう。 |
浦 上 抄(その5)
広報担当司祭 |
「旅」長崎・広島連絡会議
教会が機能している背景には、献身的に、身を投じる方々があってのこと。それは皆、神様のためにーという素朴な心から来ている。そういう意味で特に浦上教会は、2000年の主の教会の思い出のアルバムとも言うことができる。
多くの信徒の方々にはあまり知られていないようであるが、2023年の浦上四番崩れから帰還150周年に向けての調査活動と「巡礼冊子」の作成に身を投じている委員がいる。過去に行なった巡礼と数多くの書籍や記録として残されている資料を参考に、22ヵ所に上る流配を広島と半分ずつに分担し、苦慮しながら調査を続けているのであるが、その量は既にファイルが何冊にもなるほどである。 |
江戸幕府によって行われた迫害は明治政府に引き継がれ、凡そ3394人もの浦上の信仰者の中には、キリシタン禁令の高札が廃止されて帰還するまでの間に、信仰を証して命をささげた方々もおり、「一粒の麦のような隠れた力となって、当時の日本の社会に、人間の尊厳と信仰の自由をもたらす影響力になり、今日に至る。
彼らを通して見えて来るもの、それは、神によって創造された存在として確信だったに相違ない。現代の世相は、犠牲を払って尽くす人間を偽善者だと見る。金のために働いたと言えば本当らしいと思い、正義のために働いたと言えば、裏に何かあると疑う。脅せば何でも従うと思ったら、それは違う。人間は命が一番惜しいわけではない。命を捨てでも愛を守ろうとする人間はちゃんといる。浦上の先人たちの子孫という誇りを新たにしたい。
<つづく> |
家族で霊名の日を祝いましょう |
<今月の聖人> |
10月 October
1日 聖テレジア(幼いイエスの)おとめ教会博士
4日 聖フランシスコ(アシジ)修道者
7日 ロザリオの聖母
15日 聖テレジア(イエスの)おとめ教会博士
18日 聖ルカ福音記者
28日 聖シモン 聖ユダ使徒 |
11月 November
4日 聖カロロ・ボロメオ司教
10日 聖レオ一世教皇教会博士
11日 聖マルチノ〈ツール〉司教
12日 聖ヨサファト司教殉教者
17日 聖エリザベト〈ハンガリー〉修道女
22日 聖セシリアおとめ殉教者
24日 聖アンデレ・ジュン・ラク司祭と同志殉教者
30日 聖アンデレ使徒 |
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浦 上 街 道
久志 利津男 |
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特別編 浦上街道の回顧(3)
神奈川県警港警察署捜査課の刑事コンビ、タカこと鷹山敏樹(舘ひろし)とユージこと大下勇次(柴田恭兵)の破天荒な活躍を描いた刑事ドラマ「あぶない刑事(でか)」。1986年から足掛け30年に亘り、テレビと劇場映画で、「あぶない刑事」から「またまたあぶない刑事」「もっとあぶない刑事」「まだまだあぶない刑事」そして「さらばあぶない刑事」とタイトルも変わるほど人気シリーズとなりました。
この〝またまた〟〝もっと〟〝まだまだ〟を彷彿させる出来事で、「浦上街道」三度目の回顧となったその理由は著書『自分史』における大きな誤りから。
当初、バラのラテン語は「ROSA」を「ROZA」と記していました。正しくは格変化で「ROSA(主格:~が)、ROSA(呼格:~よ)、ROSAE(属格:~の)、ROSAE(与格:~に)、ROSAMU(対格:~を)、ROSA(奪格:~で)」となります。 |
ところが、「ROSAMU」は「ROSAM」であることが髙見大司教様の指摘で発覚。
同時に、「ROSAE」の「AE」が「æ」に変換できることも確認。
よって、最終の正解は「ROSA、ROSA、ROSæ、ROSæ、ROSAM、ROSA」。
〝さらばROSA〟と、これが最後の回顧となりますように。
もう一つ。読み間違えないように、ルビ(ふり仮名)をつけるまでは良かったのですが、私が見る限りでは一か所のミスがありました。何のためのルビか大いに反省の余地があります。
ある学者の「人間は笑う動物である」に準(なぞら)えて、「人間はミスを犯す動物である」は、私自身に十分に当てはまる言葉。習慣は恐いもので、心身の更なる検証が必要のようです。 |
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コロナ禍で閉塞した日常が続く中、それでも時間は流れ、個々の変化は求められ、望まずとも変わっていかないといけないと考えさせられる毎日。私自身、これまでも結婚してから教会と関わるようになり、子供が生まれてからの教会学校、おやじの会。そして最近になって広報委員会にも関わらせて頂くこととなり、大きな変化を感じる日々▲仕事環境でも大きな変化があり、正直、広報委員会までできるのかと不安な気持ちもあったが、望まれることは何でもやってみよう、やらない後悔はしない、そんな背中を子供に見せたいと決心し活動することとした。 |
不慣れで迷惑をかけることも多々あるが、少しづつでも役立てるよう頑張る所存▲9月に入り、まん延防止等重点措置も解除されたが、まだまだ安心できる生活が送れない日々。教会活動も制限され、子供たちの学校生活も制限されている。家庭生活において祈りと協力の心を育て、新しい生活様式を日々実践できるようにしていきたいものです。そんな中、12歳以上の子供にもワクチン接種券が届いた。望む人すべてがワクチン接種でき、多方面から感染防止が出来るようにしていただきたいものです。皆が変化し、明るい未来が来ることを望む。 |