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五 月 は 聖 母 月
ロ ザ リ オ を 唱 え ま し ょ う |
5月の「聖母月」と10月の「ロザリオの月」ではこれまで19時から唱えていましたが、参加者が年々少なくなり、高齢化の進行、参加者が殆ど同じでしかも大半が朝ミサに来られる方々、またロザリオの前と後の戸締りなどの管理者の負担、さらにはコロナ禍にあって夕方の外出はできるだけ避けた方が良いなど総合的に判断し、朝6時ミサの前(5時30分)からロザリオを唱えることにしました。先唱は朝の祈りの担当者が兼任します。
主日は各ミサ後に、一連を唱えます。
昨年は、コロナ禍にあって、教皇様の勧めで、世界的規模での「ロザリオによる祈りのリレー」が行われ、毎日、違った意向で捧げられました。今年もその思いを一つにして同じ意向にウクライナのことを加えて行うことにしました。
時間的に場所的に無理な方々は、自宅で或いは様々な場所で、一人でまた家族で祈るようにしましょう。 |
目次
信頼関係の構築 ― 様々な枠を超えて
今年の聖週間と復活祭
黙想会
評議会だより
今月の典礼担当地区
地区集会の日程
教会学校
枝切り奉仕を終えて
アクション団体の紹介
今月の聖人
浦上街道 特別編 ③
赤鉛筆 |
主任司祭 ペトロ 久志 利津男
聖香油ミサ・司祭の日、復活徹夜祭・復活の主日
マリア会・市瀬神父を迎え黙想会
行事などのお知らせ
5月と6月の典礼当番
始業式・入学式、新小学1年生保護者会
聖ヴィンセンシオ・ア・パウロ会 野中 修
ビンセンシオ会
家族で霊名の日を祝いましょう
必見・必読ですよ、
『天に召された司教様と・・・』は!
編集後記 |
信頼関係の構築
― 様々な枠を超えて
主任司祭 ペトロ 久志 利津男 |
37年前、大神学校で司祭叙階を間近にしていた時に、先輩司祭から私たち助祭5人に「まもなく叙階式ですね。その時を楽しみに待っています。叙階後にミサをささげてください」と心温まる言葉を添えたミサ依頼が送られてきました。初めての依頼ですので、明確に覚えていますし、後輩を思う先輩の気持ちを直に感じ取ったものです。
今般、ミサ依頼が少なくなったと聞きます。依頼されていた方が亡くなったなど様々な理由があると思われます。他方、私たち司祭の側にも何がしかの原因もあるのかもしれません。ミサの依頼は信頼関係があって成り立ちます。ある日、ミサをお願いされました。「いつがよろしいですか?」の問いに、「いつでもいいですよ。そして連絡しなくてもいいですから」。後日、ささげる日時を電話でお伝えしたところ、すこぶる喜んでくれました。これを機会にさらなる繋がりができたことから、ミサ依頼が「信頼関係に準ずる」ことを再確認させていただきました。
生まれも育ちも違う中、様々な枠を超えて、日常生活や信仰生活を共にしていく、これも一つの「縁」なのでしょうが、当然にそこには信頼関係が必要不可欠となります。人生の価値と生き甲斐を持たせるために一人でも多くの方々にみなぎる勇気と希望を与えていく、結果、お互いが生かさせていく、まさに信頼関係での繋がりとなります。 |
しかし、その関係がちょっとしたことで崩れていく、或いは無くなっていく、十分に考えられます。
お見舞いをしたけれど、退院したのかどうなったのか何の連絡もない、転任に際し餞別をある方を介して渡したのだけれど半年近くなるのに何の音沙汰もない、現金書留でミサをお願いしたけれど・・・、など風の便りで耳に入ります。お知らせするのを忘れたでは済まされない場合が社会通念です。ただでさえ、『忘れる』ことが「そこに魂が不在」という意味ですので、忘れないように心掛けねばなりません。私の苦い経験からも言えることです。司祭叙階のお祝いをある方を介していただいたのですが、私の不手際でお礼の手紙を送っていないことがこの方の問い合わせで分かり、送り主と届けた方のお二人には大変に失礼なことをしました。
恩人は数多くいます。本当に心から感謝しています。その殆どがちょっとした言動からです。先ほどの「ミサはいつでも、そして連絡しなくてもいいです」と言われた方にお知らせしたことから、なくてはならないとても大事な存在となりました。
出会いと関わり、これも何かの「縁」と思い、それが「絆」となっていくそんな信頼関係の構築に勤しみたいものです。 |
今年の聖週間と復活祭 |
昨年より2週間遅れの4月17日に今年の復活祭を迎えた。
ここ2年は、大きな典礼行事が中止や延期、縮小となり、まだまだコロナウイルスの終息が収まらず、場合によってはその現実が見え隠れしていた中で、春の心地よい気候にも恵まれて、無事に聖なる週間を過ごすことができた。
その1週間の出来事をまとめて見る。「主の復活おめでとう」 |
【聖香油ミサ・司祭の日】
受難の火曜日の4月12日10時30分から、司教座聖堂浦上教会で中村倫明大司教様主司式による聖香油ミサが執り行われ、コロナ禍も第7波となった中、70名の司祭団と150余名の信徒が参列して司祭職制定を記念するミサを共に祈り、司祭の日にあたって行われるダイヤモンド祝、金祝、銀祝をお祝いした。
三種の油は、ミサの中で赤、紫、白の祭服の司祭によって同じ色の布を被った壺が祭壇へとはこばれた。中村倫明大司教様は、赤の「洗礼志願者のための油」と、紫の「病者のための油」を祝福され、白の「聖香油」を聖別された。そして、司祭職の制定を記念して行われる司教と司祭の共同司式はつづいた。
又、ミサの終りに「司祭の日」にあたって行われる、司祭叙階から60年のダイヤモンド祝(4名)・50年の金祝(3名)、25年の銀祝(3名)の節目をお祝いした。
この日に出席された方は3名で、金祝を迎えられた髙見三明名誉大司教様と下口 勲神父様、銀祝を迎えられた中島誠志神父様だった。おめでとうございます…と、それぞれに記念の花束が女性部の皆さんから贈られた。そして司祭団を代表して、久志主任神父様が祝辞を述べられた。
参列した信徒も、25年、50年前を思い起こし、若かりし頃の神父様方の御姿、教会の様子、自身の姿、等々をなつかしく想うひと時でもあった。 |
【復活徹夜祭】
4月16日(土) 19時、復活の聖なる徹夜祭のミサが、中村倫明大司教様の主司式のもと司祭団・助祭との共同で捧げられた。コロナの感染状況は依然心配される中ではあったが、主のご復活をお祝いする多くの信徒で聖堂はいっぱいとなった。
初めに中村大司教様は、今日の喜びの日をお祝いすることのできないウクライナとロシアの人々のためにも主がご復活されたことを盛大にお祝いしましょうと呼びかけられ、復活ローソクの祝福でミサが始まった。
この日のミサのなかでは、4名の方々が洗礼のお恵みを受け、新たに浦上教会共同体の仲間入となった。洗礼を受けられたのはつぎの4人の方。
ミカエル 池田雄太さん、
ペトロ 多田晋平さん、
イルベルタ 松永千尋さん、
ルチア 伊藤花南さん。
中村大司教様は、受洗者に「これからいつも神の子として歩んでください」と祝福の言葉をかけ、拍手の中で共同体に迎えられた。
【復活の主日】
4月17日(日)、前晩の復活徹夜祭に続けて主の復活をお祝いし、コロナ禍ながらも復活祭に与ることができたことに感謝を捧げた。
中村大司教様は説教で、「いま会いに行くよ」という映画を紹介しながら、イエスの復活に触れ、ご復活がいまでも起こっているのは、私達がイエス様を思う以上に、イエス様の私達に会いたいとの強い愛がなせることとして話され、「主は今も生きてともにいてくださる、だから大丈夫」と話した。 |
「神の慈しみの実践を」 |
マリア会・市瀬神父を迎え黙想会
復活節を前にした黙想会が4月3~8日、開かれました。いずれも2日間で、昼2回、夜3回の日程。指導司祭の市瀬幸一神父様(マリア会地区長)はルカ福音書の「善きサマリア人のたとえ」を踏まえ、神の慈しみを実感し、実践するよう諭しました。
市瀬神父様は佐世保市の黒島教会出身。海星高校などマリア会運営の国内四つの高校で教壇に立ち、札幌光星学園(中学・高校)では、校長、理事長を務めました。
まず、光星高校の修学旅行先が長崎で、ザペルカ神父のことを伝えていることを紹介しました。ザベルカ神父は第二次大戦中に従軍司祭としてテニ |
ヤン島に派遣され、原爆を投下するため出撃する爆撃機の乗組員を祝福。広島と長崎への原爆投下で多くの人が亡くなったニュースを聞いた際も罪の意識を感じませんでしたが、同じ年に長崎を訪れ、多くの信者が犠牲になり浦上天主堂が全壊したことを知りおののいたといいます。
市瀬神父様は「戦争には勝ちも負けもないんだ。平和を作り出すのは若い皆さんですよと生徒に話します。ほとんどの生徒が長崎に来て良かったと答えます」と述べました。
続いて、昨年10月に開始したシノドス(世界代表司教会議)のことを説明しました。コロナ禍に伴う教会活動の制限、召命の減少など課題が山積する中、教皇様の「コロナ禍による危機をチャンスと捉え、教会の刷新、新たな教会への旅立ちの機会とする。世界の全ての司祭、信徒で進めたいんだという強い思いがある」とのメッセージを伝えました。
後半は、「神を愛し、隣人を愛す」ことを理解するため、「善きサマリア人のたとえ」のルカによる福音書10章25節から37節までを、時代背景や地勢的事情を踏まえ解説。その上で、「サマリア人の姿が愛の掟、神の掟の本当の意味を教えています。私たち自身の生き方を照らし合わせて、永遠の命を受けることができますよう願い、祈り、実践していくということ。神の憐れみを私たち自身が実感すること、そして憐れみを信仰生活の糧にしていただきたい。四旬節を通して良い準備をし、素晴らしい復活節を迎えられますよう祈りましょう」と結びました。 |
評議会だより |
【5月】
(1日)マリア館建設実行委員会・評議会
19時 〈本部〉
(3日)津和野日帰り巡礼中止
(6日)初金ミサ
(女性部担当地区:平野・平和・小峰)
10時 〈本部〉
十字架の道行 19時 〈本部〉
(7日)中学生勉強始まり
17時30分 〈信教〉
(8日)世界召命祈願の日 〈典礼〉
母の日・女性部のためのミサ
7時30分 〈女性〉
聖母行列 9時30分ミサ後 〈信教〉
(9日)被爆者のための祈り
10時 被爆マリア小聖堂 〈レジオ〉
(10日)小学生勉強始まり
16時 〈信教〉
(11日)旅の日記念ロザリオ「旅する教会の神秘」
5時30分 〈典礼〉
(14~15日)植物展示即売会 中止 〈壮年〉
(15日)浦上小教区への転入者紹介
9時30分 〈シャロ〉
雲仙殉教祭中止 〈信使〉
(19日)恵の丘長崎原爆ホーム訪問
11時カトリックセンター 〈エリ〉
(22日)世界広報の日 書籍販売 〈広報〉
(22日)世界広報の日献金 〈典礼〉
教会学校清掃・保護者交流会
7時30分ミサ後 教会学校 〈信教〉
(29日)主の昇天 〈典礼〉 |
【6月】
(3日)初金ミサ
(女性部担当地区:上野1・2)
10時 〈本部〉
十字架の道行 19時 〈本部〉
(5日)聖霊降臨の主日 〈典礼〉
評議会 19時 〈本部〉
(8日)新旧役員懇親会 19時 〈壮年〉
(9日)被爆者のための祈り
10時 被爆マリア小聖堂 〈レジオ〉
(11日)旅の日記念ロザリオ「旅する教会の神秘」
5時30分 〈典礼〉
(12日)三位一体の主日 〈典礼〉
(19日)キリストの聖体 〈典礼〉
聖ペトロ使途座への献金 〈典礼〉
保護者総会
9時30分ミサ後 信徒会館 〈信教〉
(25日)創立記念ミサ 6時 〈エリ〉
(26日)久志主任神父様(聖ペトロ)
葛島神父様(聖パウロ)
霊名のお祝い(祝日6月29日) 〈信使〉
第2回堅信組保護者会
9時30分ミサ後 教会学校 〈信教〉
※行事は変更・中止となる場合もあります。
広報の日書籍販売のお知らせ
世界広報の日に合わせて書籍を販売いたします。
日時5月22日(日) 9時30分ミサの前後。
マルチレス中町の皆さんが出店いたします。 |
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復活たまごの準備
4月15日(金)
青年会の皆さんが復活たまごの準備を
してくださいました。
尾髙神父様、鼈甲屋神父様も駆けつけ
2000個の復活たまご作りに協力してくれました。
ご奉仕ありがとうございました。 |
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今月の典礼担当地区 |
《5月》復活節
1日[日] 復活節第三主日 本尾2
8日[日] 復活節第四主日 江平1
世界召命祈願の日
15日[日] 復活節第五主日 江平2
22日[日] 復活節第六主日 江平3
世界広報の日献金
29日[日] 主の昇天 坂本1・平野 |
《6月》イエスのみ心の月
5日[日] 聖霊降臨の主日 坂本2
12日[日] 三位一体の主日 平和
19日[日] キリストの聖体 岡・小峰
26日[日] 年間第十三主日 大橋 |
5月 地区集会日程
地区名 |
日 |
曜 |
時間 |
場所 |
担当司祭 |
辻2 |
3日 |
火 |
19時 |
公民館 |
鼈甲屋師 |
石神1 |
辻1 |
6日 |
金 |
19時30分 |
公民館 |
尾髙師 |
岡 |
8日 |
日 |
19時 |
公民館 |
鼈甲屋師 |
高尾 |
久志師 |
江平 |
尾髙師 |
平和 |
19時30分 |
尾髙師 |
大橋 |
9日 |
月 |
19時30分 |
公民館 |
久志師 |
扇 |
11日 |
水 |
19時30分 |
公民館 |
鼈甲屋師 |
平野 |
12日 |
木 |
19時 |
喫茶ジャスミン |
尾髙師 |
坂本2 |
13日 |
金 |
19時 |
マツオ歯科 |
葛島師 |
小峰 |
19時30分 |
深井宅 |
久志師 |
橋口 |
15日 |
日 |
19時 |
公民館 |
鼈甲屋師 |
本原 |
19時30分 |
久志師 |
上野2 |
19時 |
尾髙師 |
昭和 |
20日 |
金 |
19時 |
公民館 |
久志師 |
上野1 |
21日 |
土 |
20時 |
公民館 |
鼈甲屋師 |
本尾 |
葛島師 |
大手 |
22日 |
日 |
19時 |
公民館 |
尾髙師 |
女の都 |
28日 |
土 |
20時 |
司祭館 |
葛島師 |
お休み |
坂本1、石神2 |
*集会の日程等変更となる場合もあります |
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教会学校 |
■ 始業式・入学式
主のご復活に先立ち、教会学校は19名の新小学一年生を迎え、2022年度をスタートした。
4月10日(日)7時半のミサで、子どもたちが神様のお恵みの中で心も体も健やかに成長できるよう祈った後、始業式・入学式が行われた。
式の中で、新一年生の名前が一人ずつ呼ばれると、子どもたちは元気に返事をし、拍手で迎えられた。
続いて、新年度の各学年担当が以下の通り発表された。
【小学1年】シスター中島典子
【小学2年】松下邦代
【小学3年】田崎理奈
【小学4年】中嶋信行
【小学5年】亀甲屋賢治神父
【小学6年】尾高修一神父
【中学1年】亀甲屋賢治神父
【中高生】尾高修一神父、
【全学年補助】深堀まなみ
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また、今年度の目標として、「わたしはあなたがたを友と呼ぶ」(ヨハネ15・15参照)を掲げた。以下、『今週のお知らせ』(2022年4月10日第2日曜版)参照。「イエス様が私たちに注いでくださったのと同じ愛を持って、私たちはその方を愛し、その方の愛をほかの人にまで広げることができます。ぺトロ中村倫明大司教様が着座され、その際に伝えられたメッセージは『ともに』でした。浦上教会学校では、特にいくつかの小学校校区から、子供たちがともに集まります。その子供たちが校区や学年・性別を超えて、友と呼べるようになれれば、喜ぶことができると思います。教会学校で神様のことを学び、友とともに、お互いを思いやり、喜びを分かち合うことができるよう、この一年を過ごしていきたいと思います。」
教会学校では、4月23日(土)に新入生歓迎会を行った後、連休明けから、いよいよ勉強開始の予定。
■ 新小学1年生保護者会
4月10日百)教会学校始業式・入学式の後、新小学一年生保護者会が行われた。
尾髙神父様は、子どもたちは学校の勉強に加え、クラブや習い事、塾等で忙しく、大変だと思うが、教会学校での子供たちの信仰教育にも協力してくださるよう、保護者に呼びかけた。
また、「未だ終息の見えないコロナ禍にありながら、子どもたちに信仰の学びの場を提供し、寄り添っていくことは大切なことなので、今年度もスタッフ一同、そのお手伝いに励んでいきたい」、と意気込みを語った。
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2022年
枝切り奉仕を終えて |
4月8日(金)9時から、快晴の空の下、受難の主日(枝の主日)のための「枝切り奉仕」が行われた。
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参加者は、評議会の藤田議長以下約30名。「信徒としての召命」を受けていることを自覚し、奉仕する使命に燃えている人々である。
愛用のマイ鋏を手に、男性陣は的確に切り出す。時として、藤田プロの厳しくも愛に満ちた注意が飛んで来るので、気を引き締めなければならない。女性陣は、枝の回収と適切な大きさに切り整え、汚れを拭き取ること。何よりも、経験と美的センスが求められる。
途中から、義甲屋神父様が飛び入り参加。作業も順調に進むかと思われたが、参加者の高齢化と良すぎる天気のため、次第にペースダウン。約1200本の枝を所定の位置に置き、片付けを終えたのは11時半過ぎでした。
聖ヴィンセンシオ・ア・パウロ会 野中 修 |
アクション団体の紹介
ビンセンシオ会 |
ビンセンシオ会は1952年(昭和29年)10月に設立されました。
ビンセンシオ会の使命は「弱者の友として、キリストの愛徳の実践を行うこと」です。
現在浦上教会では10名の会員がその歴史と伝統を引き継いでおります。(ビンセンシオ・ア・パウロ会の会則は通称SSVPといいます)
ビンセンシオ会の活動は、主に募金活動と思われている方が多いと思いますが、他にさまざまな活動をしております。いくつかを簡単にご紹介いたします。 |
・教会行事での典礼奉仕
・愛の献金の実施
・ホームレス支援のための日用品、
毛布の収集、送付
・病院、老人ホームへのお見舞い、声賭け
会の使命のとおり、弱者への支援が活動の中心です。
ご一緒に活動をしていただける方を募集しております。どうぞよろしくお願いいたします。 |
「復活祭愛の献金」御礼
主の復活のミサ、4月16日~17日の献金ご協力ありがとうございました。
お預かりしました募金、258,612円はカリタスジャパンを通して、
ウクライナ難民への人民支援金として送金いたしました。
ビンセンシオ会 |
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家族で霊名の日を祝いましょう |
<今月の聖人> |
5月 May
2日 聖アタナシオ司教教会博士
3日 聖フィリポ 聖ヤコブ使徒
14日 聖マチア使徒
26日 聖フィリポ・ネリ司祭 |
6月 June
1日 聖ユスチノ殉教者
3日 聖カロロ・ルワンガと同志殉教
11日 聖バルナバ使徒
21日 聖アロイジオ・ゴンザガ修道者
23日 洗礼者聖ヨハネの誕生
28日 聖イレネオ司教殉教者
29日 聖ペトロ 聖パウロ使徒 |
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浦 上 街 道
久志 利津男 |
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浦上街道 特別編③
必見・必読ですよ、『天に召された司教様と・・・』は! |
この『浦上街道』で、私的な事を紹介し続けることをお許しください。4月発行の書籍『天に召された司教様と神父様たちへ』を手にされた方々から多くの感想が寄せられました。「ページをめくりながら、あの時のあの神父様のこと、かつての自分と生まれ育った故郷のことが蘇りました」と古き良き時代を懐かしむ方、「赤城の墓地に眠る先輩方が微笑んでおられるように思います。」と白浜満司教様から、また「大変貴重な価値ある企画と内容に恐れ入りました。利津男師の文才の素晴らしさにも感心致します。エッセイストとしてもご活躍されますようにお勧めします。十分やっていけますよ!」と前回に続いて前田万葉枢機卿様からもお褒めの言葉をいただきました。恐縮です。
髙見名誉大司教様にあっては、「執筆と編集はお疲れさまでした。また一つ生きた証を残しますね。次は何年後でしょうかね? 楽しみにしています」と心強い言葉がありました。ある司祭曰く、「今度は生きている私たちのことを書いて見たら?」。〝なるほど、その手もあるか!″とふと思いましたが、も少し時間を置くことにします。
しかし、何よりも良かったのは、私自身が亡き司教様と神父様方を偲ぶことができたことです。決して忘れてはいないのですが、日頃は特別に思い浮かべることもなく、ましてかつての記録を探そうとはしません。その分を今回、少しは果たしたのではと自負しております。 |
これまでは、言ったこと、行なったことを振り返っての内容でした。ある有名な司祭が「文書にするためにまず言葉で表現し行動する」と公に宣言していましたが、本当はそうなのかもしれません。書くために動いていく、そこには明確な責任を伴った目的がありますから、説得力と迫力があることは確かです。
今年、司祭叙階50年を迎えられた髙見名誉大司教様の「次は何年後になるでしょうか?」の問いかけ。もし応えるとするならば、あと13年すると同じこの節目を迎える時にはそれなりの記念のものが形として整えられているかもしれません。そんな夢物語は別にして、まずは今回の書籍、必見・必読ですよ!
赤城墓地から見える教会 |
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広報担当のSさんが亡くなられた。肺がんを患っておられたがその割にはお元気だったので、死去の知らせを聞いた時には突然の感がした。▲生前「俺はキリストに出会った仏教徒だ」と話されていたのが印象に残っている。またSさんが戦時中に疎開されていたところが私の出生地の近くだったこともあり親近感を感じていた▲しかし一緒に、広報の仕事に携わってみて、とても厳しい人だとも感じた。文章の表現、句読点の取り方など実にうるさいほど細やかだった。現役時代に気象庁関連の仕事で新聞等のコラムニストをされていたとのことで、誤字・脱字などには厳しかったのかもしれない。 |
厳しい反面、明るい性格の方でもあった。広報で懇親会をやった時のこと、スナックで急に大根を引っ張り出してユーモラスに大根踊りを披露されたときは大爆笑であった▲また広報だけではなく、教会の聖歌隊でも活躍され、テニスも堪能されていたのでかなり広範な趣味の持ち主でもあった。教会の坂道を上ると「ぜーぜー言う」といいながらも広報室に顔を出して記事を書かれていたが、新型コロナ感染症の拡大で会う機会が減ってしまっていた。惜しい人を無くた思いである。Sさんの永遠の安息を心からお祈りします。 |