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目次
別れの時
驚 愕…、感 謝!
「お世話になります!」
被爆77年8月9日の祈り
新しい「ミサ式次第」変更箇所(2)
伐採後、聖クララ祭
「旅の終わりから150年」を前に ③
浦上街道
評議会だより
今月の典礼担当地区
地区集会の日程
家族で霊名の日を祝いましょう
赤鉛筆 |
助任司祭 ガブリエル 尾髙 修一
笑顔が似合う、尾髙 修一神父様
再着任の中野神父様
原爆犠牲者追悼ミサ、平和祈願祭
開祭、ことばの典礼、感謝の典礼
大橋町 サンタ・クララ教会記念碑の広場で
異宗婚の中にあって
特別編⑤ 一枚、二枚、三枚、…。
行事などのお知らせ
9月と10月の典礼当番
今月の聖人
編集後記 |
別れの時
助任司祭 ガブリエル 尾髙 修一 |
およそ4年5か月の浦上での司牧生活に、とうとう別れの時が来たようです。しかし、何かがいつもと違う気がします。別れる時期も、転任する先も。年度の途中で長崎を離れることになり、気持ちの整理がなかなかつきませんが、ここでお世話になった日々を思い起こしながら、主任神父様を始め、ここで一緒に共同生活を送った神父様方、シスター方、信徒の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
振り返ってみますと、私が浦上教会に赴任したのは2018年の4月のこと、ちょうど「旅」の始まり150周年の年でした。こうして、私の初めての助任生活も、「旅」とともに始まりました。
着任して間もなく、図らずも、私の松葉杖姿を披露することとなりました。私の人生で初めてのことでした。2019年には、フランシスコ教皇様が来崎されるという恵みの年を過ごしました。2020年の年が明けると間もなく、新型コロナウイルスに翻弄されることとなり、対応に追われながら、さまざまな教会活動が鈍くなっていきました。いまだにその終息の兆しは見えませんが、私は次の任地へ行かなければなりません。それが、「旅」の終わり150周年を来年に控えた、今この時なのです。
浦上教会では、助任司祭として、主任司祭を支え、与えられた役割を果たしながら、さらに自分にできることを探し実行していくことが求められたと思いますし、信 |
徒の皆さんとかかわり一緒に歩んでいきたいと決意したはずでしたが、果たしてどうだっただろう、と今振り返っています。十分にできなかったことを反省し、至らない点の数々をお詫びしたいと思います。
浦上で過ごした年月は恵みの時でした。毎日のミサに加えて、病人訪問や教会学校、壮年会や青年会、洗礼式や結婚式、葬儀、地区集会などすばらしい出会いがありました。信徒の皆さんの祈る姿や教会のために奉仕する姿が印象に残っています。私はここで、多くの祈りと奉仕に支えられた、と心から感謝しています。ありがとうございました。
さて、新任地は全くの未知の世界です。これまでの司牧生活とは全く違うものになりそうです。異動前からあれこれ心配してもしようがないのですが、「私はあなたがたを遣わす」(マタイ10・16)というイエス様の招きに応えるために覚悟を決めなければと、自分に言い聞かせています。長崎を離れることで、学ぶこともあるでしょうし、長い目で見れば、人生のわずかな一部分を過ごすだけなのかもしれません。しかし、それも「神の国」のため、「日本の教会」のため「長崎の教会」のためになると信じたいと思います。
皆さんの信仰の旅に、私も加えていただいたことに感謝。 |
驚 愕…、感 謝!
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笑顔が似合う、
尾髙修一神父様。
突然の転任。誰もが驚き、只々尾髙神父様へ感謝を込めて今後を見守っていくこととなった。
神父様は、初主任の紐差教会から2018年4月13日、着任。長崎コレジオ、大司教秘書と前教会の経験を活かし大いに活躍された。
8月28日(日)9時30分のミサで行われた送別式では深堀哲也副議長と中学一年の富田海斗君の挨拶後、小学5年の深井暉(あき)翔(と)君と女性部から記念の品、経済評議員と壮年会から餞別が贈られた。尾髙神父様は浦上への着任と離任が唐突であった胸の内を語り、送別会は信徒を代表して評議会役員で同日の夜に行った。
時を待たず翌29日(月)11時に浦上を離れ、30日(火)久志主任同伴で東京に向けて出発した。 |
惜 別 の 言 葉
●尾髙神父様の急な転任は驚きました。召命の話になると、僕を見る神父様はいつも笑顔でした。新天地でも頑張ってください。
中一・富田 海斗君
●私は、尾髙神父様の指導のもと堅信を受けました。とても分かりやすい授業で、優しい神父様でした。ありがとうございました。
高一・中村 維月さん
●壮年会や子供たちへの関わりに感謝いたします。日本のカトリック教会の発展のためにご活躍されることをお祈り申し上げます。
壮年会・村田 傑人(まさと)さん
●着任されてから、変わらない温かいまなざしとお話で、神様の愛を伝えてくださった尾髙神父様。本当に有難うございました。
女性部・岩崎 操さん
●心からのエールを贈ります。
広報委員会一同
29日の出発式 |
「お世話になります!」
再着任の中野神父様 |
この度、助任司祭として着任することになりました、中野と申します。
新司祭であった9年半足らず前から2年程、こちらで助任を務めさせていただきましたが、今回再び助任司祭との任命を受けました。思いがけないことで驚きましたが、私個人は嬉しく受けとめています。 |
7年半前、浦上から佐世保地区の小教区へ異動して3年。その後大司教館に異動となり、秘書として大司教様にお仕えして4年半近く。そして今、再び司牧の場で働かせていただけることを喜んでいます。
浦上から佐世保へ異動するとき、「もう一歩、親しくなれたらと思っていたところ、異動となりました。『未知との遭遇』という心境です」とご挨拶させていただきましたが、今回は、再度浦上で過ごすチャンスをもらい、感謝いたします。一日一日新しい出会いと発見の中で、皆様とともに、神さまの創造のみ業にあずかる喜びを分かち合えたらと思います。 どうぞ宜しくお願い致します。 |
被爆77年 8月9日の祈り |
1945年、あれから77年となる8月9日、浦上教会では朝から祈りの一日を迎えた。 |
【原爆犠牲者追悼ミサ】
長崎原爆で亡くなった方々のため、6時と原爆が投下された11時2分に追悼ミサが行われ、77年前のあの日を思い、平和を願う祈りがささげられた。6時司式の久志神父は、77年に合せて「ゆるす」ことの大切さを説き、11時2分では尾髙神父は沖縄の慰霊祭で話した小学生のことばを紹介して平和の尊さを語った。
【平和祈願祭】
例年、教区行事の平和祈願祭はコロナ禍の現状から、今年は長崎中地区の主催として四部に分けて行われた。
〈第一部〉では18時30分のミサに先立って、被爆77年DVDの上映後、教会学校の子供たちによる紙芝居「生きていてよかった」(浦上教会信徒故片岡ツヨさんの生涯)を披露した。
〈第二部〉の平和祈願ミサは、被爆十字架、被爆マリア像とともに、中村倫明大司教様と髙見三明名誉大司教様、中地区司祭団の入堂で始まり、信徒と一般の200人が参加し祈りの内に平和を願った。説教の中で中村大司教様は、「今年こそは松明行列をと、がんばってこられた信徒の皆様の思いを汲み取ってここに松明をもってきました。この灯りを見ながら平和について黙想できれば」と持参の松明を灯し、その思いを語った。
〈第三部〉では、ミサに続いて2019年に行われた松明行列の映像に合わせてロザリオ2連をささげた。
この祈願祭の最後を飾って〈第四部〉では、長崎を主に活動している高校生平和大使の5人による「高校生一万人署名活動」などの取り組みが報告され、初の試みは大正解であった。
なお、この平和祈願ミサで奉納された被爆十字架のレプリカが今月末からアメリカを訪問する主任司祭と信徒有志により、返還元のウィルミントン大学平和資料センターへ贈られる。 |
教会学校の子供たちによる紙芝居
壮年会員に担がれて「被爆マリア像」入堂
松明を灯して、中村大司教様の説教
活動報告する高校生平和大使 |
新しい「ミサ式次第」説明会 |
新しい「ミサ式次第」変更箇所(2)
開 祭(その二)
《栄光の賛歌》
新しい「ミサの式次第」
天には神に栄光。地にはみ心にかなう人に平和。 神なる主、天の王、全能の父なる神よ。
わたしたちは主をほめ…
主の大いなる栄光のゆえに感謝をささげます。…
世の罪を取り除く主よ、
いつくしみをわたしたちに。
世の罪を取り除く主よ、
わたしたちの願いを聞き入れてください。
父の右に座しておられる主よ、
いつくしみをわたしたちに。
ただひとり聖なるかた、
すべてを越える唯一の主、… |
こ と ば の 典 礼
《第一(第二)朗読)》
現行『ミサ典礼書』
侍 者:神に感謝
新しい「ミサ式次第」
朗読奉仕者:神のみことば
会 衆:神に感謝
感 謝 の 典 礼
《奉納祈願への招き》
新しい「ミサ式次第」
会 衆:神の栄光と賛美のため、
またわたしたちと全教会のために、
あなたの手を通して…、
神が受け入れてくださいますように。 |
伐採後、聖クララ祭 |
1614年の禁教令による聖堂破壊後も、先祖はこの地で盆踊りをよそおって信仰を伝えてきた、サンタ・クララ教会。
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8月11日、ヒマラヤ杉の伐採後の大橋町サンタ・クララ教会碑の広場で、浦上教会4人の神父様と信徒約40名が集まり、記念ミサが行われました。
長い潜伏期間を強いられても、この地で祈りを絶やさなかった先祖の深い信仰に思いを巡らせこの集いを継承していかなければならないという強い思いを再確認しました。
聖クララ祭に際し、神父様はじめ本部役員の方々、多くの地域の皆様のご協力に感謝いたします。
大橋地区 清水啓史郎 |
「旅の終わりから150年」を前に ③ |
異宗婚の中にあって
教会での結婚の場合は相手が信者であることが前提でした。一つはかつての時代的背景のゆえにその信仰を守るための方策だったからです。ですから当時は相手の方が洗礼を受けることを条件に両親が結婚のGOサインを出していたわけです。
ところがです。当の息子は両親の思いとは裏腹に全く信仰心がないのか、親の言うことはうわの空でただ結婚するために相手の方に洗礼を受けさせさえすれば、とその思いだけなのか、結婚後は信仰生活とはほど遠い状況。まだ十分に慣れていない受洗したばかりの奥さんからある日の朝、「今日は日曜日よ、教会のミサに行かないの?」、「今日は耳、日曜日!」。残念ながら教会から離れてしまいます。
ところがです。相手の家族は宗教を異としています。その家族の一員として苦楽を共にしなければなりません。当然に法事などでは粗相のないように配慮する中で、先祖が子孫のために大事に伝えてきた宗教・信仰を |
しっかりと堅持し伝えている姿を見て、〝ハタ″と気づかされるのです。「じゃ、自分の宗教・信仰は?」。そして静かに、次第に我が信仰の道を歩み始めます。
もう一つ。相手が結婚を機会に洗礼を喜んで受け、幼児洗礼の自分にしてみると、そう気にすることもなく平凡な日常・信仰生活と思いきや、ナンノナンノ、これが真面目どころか熱心過ぎて驚くばかり。受洗してままならない中、幼児洗礼者を日曜日は叩き起こし、教会活動に積極的に関わっている様子。その影響も大いにあって、この方、教会に戻ったとか。今でも奥さんには頭が上がらないと笑いながら話していましたが、内心は「俺のお陰」と思っているのかもしれません。そうであれば、とても素晴らしいことです。
こんな話を聞きました。ある、信者の集まりで、幼児洗礼の方が「小さい時から半強制的に信仰を植え付けられて…」と愚痴をこぼしたところ、成人洗礼の方が「あなたが羨ましい。この信者としてのお恵み、早くに知って受けていたならば…」と信者としての喜びを素直に話したそうです。
(続く) |
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浦 上 街 道
久志 利津男 |
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一枚、二枚、三枚、…。
このタイトル、お菊の亡霊が井戸で夜な夜な「いちまーい、にまーい… 」と皿を数える情景が周知となっている怪談話の総称・皿(さら)屋敷(やしき)のことではありません。 ティッシュペーパー(紙)のことで、少しの事でも気になる私の性格も加わって、ある方にまつわる内容です。
とても便利で貴重なティッシュですが、この方、 鼻をかむために、その箱から一枚と思いきや、二枚・三枚と急ぎ早に取り出し、それをまとめての対処の仕方、それも数回の繰り返し。即、「勿体ない!」の第一印象。
カトリック教会は、9月の第一日曜日を「被造物を大切にする世界祈願日」と定めています。
回勅『ラウダート・シー ともに暮らす家を大切に』(2015年)で、全世界の人に向けて、エコロジー(自然保護)に取り組むよう訴えた教皇フランシスコは、 |
東方正教会に倣って、環境保護のための助けを願う日をカトリック教会の暦に加えました。
それを踏まえ、日本司教団は2019年の教皇訪日に応え、毎年9月1日から10月4日を「すべてのいのちを守るための月間」と定め、HPで次のように説明しています。
「地球規模の環境悪化が進む中、自然を破壊することなく、『わたしたち皆の家』である地球を大切にし、調和のうちに発展していくことができるよう、この日、全世界のカトリック教会で祈りがささげられます。いのちの与え主である神に賛美と感謝をささげるとともに、自然を大切にする視点から、ライフスタイルを見直し、考え方を改める機会としていきたいものです。」
迫害と原爆の歴史があるこの浦上。物がなかった、いや命さえも失われたあの当時と今。状況の違いとはいえ、「勿体ない!」の精神はだからこそ今、求められています。通常の使用は「二枚、三枚」ではなく、「一枚で!」。 |
評議会だより |
【9月】
(2日)初金ミサ 女性部担当地区:江平
10時 〈本部〉
中野健一郎神父様到着歓迎式
11時 〈本部〉
十字架の道行 19時 〈本部〉
(4日)2学期始業ミサ・始業式
7時30分 〈信教〉
中野健一郎神父様歓迎式
9時30分ミサ後 〈本部〉
バザー実行委員会・
マリア館建設実行委員会・評議会
19時 〈本部〉
神学生養成援助金封筒回収 〈女性〉
(6日)小学生勉強始まり 〈信教〉
(9日)被爆者のための祈り
10時 被爆マリア小聖堂〈レジオ〉
(10日)中学生勉強始まり 〈信教〉
(11日)「旅の日」記念ロザリオ
5時30分 〈典礼〉
十字架山殉教祭 14時
設営:13時~ 〈本部〉
(14日)十字架の称賛ミサ 6時 〈典礼〉
(18日)敬老者、病気療養者のためのミサ
・病者の塗油式 9時30分 〈本部〉
病院見舞い
(聖フランシスコ病院・
恵みの丘老人ホーム)13時 〈ビン〉
(22日)恵の丘原爆ホーム、別館、ときわ荘訪問
11時 〈エリ〉
(25日)世界難民移住移動者の日(献金) 〈典礼〉
保護者クラス会
7時30分ミサ後 〈信教〉
聖トマス西と15殉教者ミサ中止 〈教区〉
(27日)聖ビ・ア・パウロの祝日
SSVP会員・家族のためのミサ
〈ビン〉 |
【10月】ロザリオの月
平日5時30分ロザリオ、日曜ミサ後一連
(2日)バザー実行委員会・
マリア館建設実行委員会・評議会
19時 〈本部〉
(7日)初金ミサ(女性部担当地区:坂本1・2)
10時 〈本部〉
十字架の道行 19時 〈本部〉
(8日)被爆者のための祈り
10時 被爆マリア小聖堂〈レジオ〉
(15日)バザー会場設営 13時 〈本部〉
(16日)バザー 8時30分~12時30分 〈本部〉
(23日)世界宣教の日(献金) 各ミサ 〈典礼〉
病者のためのミサ 6時 〈ビン〉
教会学校清掃・保護者交流
7時30分ミサ後 教会学校 〈信教〉
(未定)秋の遠足・レクリエーション 〈信教〉
※ 行事は変更・中止となる場合もあります。
敬老の皆様へ
今年も敬老会が開催できませんが、日頃の感謝とご長寿を願い記念品を用意しました。地区等を通してお受け取りください。なお、9月18日(日)9時30分のミサの中で「病者の塗油式」を予定しています。 |
ビンセンシオ会「愛の献金」
教 区 評 議 会 「一菜募金」
に感謝と報告
皆様から寄せられましたビンセンシオ会「愛の献金」(8/15)及び「一菜募金」につきましては、次のとおり多大のご支援を頂きましたことにお礼申し上げご報告します。
愛の献金:148,533円
一菜募金:530,642円 |
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今年のバザーは? 3年ぶりの開催へ
8月現在、コロナの感染はさらに拡大し、この2年開催されていない教会バザーが不安視される中、このままでは、地区活動が沈滞化し、次世代への継承が更に難しくなります。
一方、世間では万全な対策を行なった上でイベント等が開催されるようになり、教会バザーも一歩踏み出すことにしました。
感染リスクを減らすため、以下のように形を変えて実施する予定です。
① テイクアウトのみで会食形式は行わない。
② 前売券は発行しない。
9月の評議会で、最終的な内容を判断します。例年とは違うバザーになりますが、皆様の普段の感染対策でご来場ください。
開催日時は、10月16日(日)8時30分~11時30分。
森田浩介 実行委員長 |
今月の典礼担当地区 |
《9月》
4日[日] 年間第23主日 石神2
被造物を大切にする世界祈願日
11日[日] 年間第24主日 大手・女の都
14日[水] 十字架称賛の祝日
18日[日] 年間第25主日 辻1
25日[日] 年間第26主日 本尾1
世界難民移住移動者の日(献金) |
《10月》 ロザリオの月
2日[日] 年間第27主日 本尾2
9日[日] 年間第28主日 江平1
16日[日] 年間第29主日 江平2
23日[日] 年間第30主日 江平3
世界宣教の日(献金)
30日[日] 年間第31主日 坂本1・平野 |
9月 地区集会日程
地区名 |
日 |
曜 |
時間 |
場所 |
担当司祭 |
辻 2 |
6 |
火 |
19時 |
公民館 |
鼈甲屋 |
石神1 |
平野 |
8 |
木 |
19時 |
喫茶ジャスミン |
中野 |
大橋 |
9 |
金 |
19時30分 |
公民館 |
久志 |
辻 1 |
中野 |
高尾 |
11 |
日 |
19時 |
公民館 |
久志 |
岡 |
鼈甲屋 |
江平 |
中野 |
平和 |
19時30分 |
中野 |
扇 |
14 |
水 |
19時30分 |
公民館 |
鼈甲屋 |
上野1 |
17 |
土 |
20時 |
公民館 |
鼈甲屋 |
本尾 |
20時(ミサ後) |
葛島 |
上野2 |
18 |
日 |
19時 |
公民館 |
中野 |
橋口 |
鼈甲屋 |
女の都 |
24 |
土 |
20時(ミサ後) |
司祭館 |
葛島 |
お休み |
石神2、坂本1、坂本2、小峰、昭和、本原、大手 |
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家族で霊名の日を祝いましょう |
<今月の聖人> |
9月 September
3日 聖グレゴリオ一世教皇教会博士
8日 聖マリアの誕生
10日 日本205福者殉教者
13日 聖ヨハネ・クリゾストモ司教教会博士
15日 悲しみの聖母
16日 聖コルネリオ教皇
聖チプリアノ司教殉教者
20日 聖アンデレ金と同志殉教者
21日 聖マタイ使徒福音記者
23日 聖ピオ〈ピエトレルチーナ〉司祭
27日 聖ビンセンチオ・ア・パウロ司祭
28日 聖トマス西と15殉教者
29日 聖ミカエル 聖ガブリエル
聖ラファエル大天使
30日 聖ヒエロニモ司祭教会博士 |
10月 October
1日 聖テレジア〈幼いイエスの〉
おとめ教会博士
4日 聖フランシスコ〈アシジ〉修道者
7日 ロザリオの聖母
15日 聖テレジア〈イエスの〉
おとめ教会博士
17日 聖イグナチオ〈アンチオケ〉司教殉教者
18日 聖ルカ福音記者
28日 聖シモン 聖ユダ使徒 |
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「『神が共産党を選んだ』称賛/キリスト教 中国化加速」。1年ほど前、こんな見出しの地元紙記事に仰天した。中国共産党創建100年を前に、〝政府公認〟のキリスト教団体幹部が党を称賛する声明を相次ぎ発表したのだ。「党をたたえるミサ」も行われたらしい▲今年5月には「キリスト教装う悪魔主義」というタイトルの寄稿文が地元紙に掲載された。寄稿の主はロシアの首都・モスクワで働く60代の女性。ロシアがウクライナ侵攻に勤しむ今年、ロシア正教会の最高位聖職者は公然と政権支持を打ち出し、その下にいる聖職者たちも戦争をあおっているそうだ▲日本では1940年施行の宗教団体法 |
で、カトリックも国家の監督下に置かれた。天皇を神と敬う国家神道に染まり、宗教の自由とは名ばかりの時代。ある大学教授の論文によると、カトリック教会は軍部の要請に応じ東南アジアの占領地に「宗教宣撫(せんぶ)班」を送ることを余儀なくされた▲米軍の従軍司祭だったザベルカ神父は原爆を搭載し出発する爆撃機乗組員を祝福した。後年、原爆投下で浦上の地を壊滅させたことにおののいた。私たち浦上の信徒は今年春の黙想会で、同神父のことを学んだ▲先の大戦から77年。世界では、宗教が国家や政治に利用される事態が続いている。 |