2023
インターネット版
わたしが来たのは、
羊が命を受けるため、
しかも豊かに受けるためである
(ヨハネ10・10)
発 行
カトリック浦上教会
評議会 広報委員会
目次
変 身
続・別れの時が来ました。
黙想会で湯浅神父
「旅の終わりから150年」を前に (完)
霊名「聖ヨセフ」
新浦上街道
教会学校
評議会だより
今月の典礼担当地区
家族で霊名の日を祝いましょう
赤鉛筆

助任司祭 ヨハネ 中野 健一郎
主任司祭 ペトロ 久志 利津男
~キリストの弟子の生き方模範に~
匿名(その二)
鼈甲屋神父のお祝い式
「旅」と『浦上街道』
6年生と「お別れ遠足」教会学校年度末の行事
行事などのお知らせ
4月と5月の典礼当番
今月の聖人
編集後記
変 身
助任司祭 ヨハネ 中野 健一郎
 3月19日(日)から24日(金)まで、今年も浦上教会黙想会が行われました。ご指導くださったのは、福岡カトリック神学院の養成者で、浦上ご出身の湯浅俊治神父様でした。神父様の熱のこもった聖書学の講義を、私もかつて、福岡の大神学院在学中に受けていましたので、今回の黙想の講話にも興味があり、拝聴させていただきました。すると、神学生の頃、授業でお聞きした学術的なお話とはがらっと違い、神父様は、私たちの日常生活に即した身近な体験談などを通して、この四旬節を過ごす私たちにとって大切なことを、とても分かりやすくお話しくださいました。しかも、神父様の気迫にあふれる力強い語り口に、私はぐいぐい引き込まれ、吸い込まれるかのように、お話に聞き入ってしまいました。心に響く黙想のヒントや気づきを、信徒の皆様もきっとたくさんいただいたのではないかと思います。
 興味深かったのは、「回心」のお話でした。かつて教会で、子どもたちの世界に近づけるように、神父様が回心してアニメを一生懸命見た話、また、ある子どもが泣き出した理由が分からず、子どもの目線に身をかがめてみて初めて、家の奥から犬がにらみつけているのに気づいた話です。更に興味深かったのは、「変身」のお話でした。福岡のある教会で、皆さんが朝9時のミサ開始間際に到着しラッシュとなり、時間通りにミサが始められない、それはお父さんたちがミサ前に、テレビの「仮面ライダー」に見はまっていたのが原因ですと。
日常で目立たず働き苦労する人が、ある時変身してヒーローになる、それはとてもかっこよく、家族のために必死で戦うお父さんたちにとっては希望であり、憧れなのですと。
 何か冴えないイエスさまの弟子たちも、変身させられた人たちでした、それはイエスさまという方との「出会い」のおかげですと。そしてこのイエスさまご自身が、十字架という惨めな姿を通って復活させられ、栄光の姿へと「変身」させられた方なのですと。
 私も、「かっこいい」と感じた「出会い」を思い出してみました。平野町の信仰熱心だった祖母は私に、祈る「少年サムエル」の絵を見せて、「こがんふうに祈る人にならんね」と言っていました。私は今でも、手を合わせて一心に祈る姿が、人間の最も美しく、かっこいい姿だと思っています。また、私の召命のきっかけとなった神父様は、週に3回の人工透析で苦しいはずなのに、いつも私たちには優しくて、でも自分に厳しく、何かを熱心に祈っていました。私にとってはこの姿がヒーローの姿でした。
 出会う人を通して、新しくキリストに出会い、変えられていく復活祭でありますように。
続・別れの時が来ました
主任司祭 ペトロ 久志 利津男
 前任の小島栄神父様が6年間の浦上教会での司牧を終えてその思いを『神の家族』巻頭言で託したタイトルが「別れの時が来ました」。神父様の後任として浦上に2015年4月17日に着任し私が目にしたのがこのタイトル。それは同時に私も必ずその時を迎える、それも長くないうちにその時が来ることを印象付けた表現でもありました。その別れの時が来たことの現実味を踏まえて、あえて「続・別れの…」としたのはそのようなことからでもあります。
 着任したその日曜日の歓迎式の挨拶で、これまで自分にとり三つの大きな驚きがあった出来事を話したのを思い出します。 一つはゴルフの話。難しい池越えのショートホールでホールインワンをしたこと、誕生日のお祝いにある方から100万円いただいたこと、そしてもう一つは当時の髙見三明大司教様から「貴方を浦上教会の主任に考えている」と言われたこと。特に三つ目は誰もが予想も考えもしなかったゆえに、「開いた口が塞がらない」「大司教は何を考えているのか」と各方面から聞こえ、その空気も感じ取った8年前、そしてその状況は今日の今に至っております。
 振り返ると、諫早教会から始まった主任時代、教区を代表して那覇教区と東京・中央協議会への派遣、かつての司教座聖堂だった大浦教会、副司教座聖堂中町教会、そして現司教座聖堂の浦上教会への赴任。そのすべてが心理的重圧のプレッシャー、緊張と不安、信徒の皆さんにこんな自分で済まないという思い、そんなこんなの連続でした。
 大司教様から辞令を受けその任地に赴いて私がモットーとすることは、
 〝そこに誰が行くか〟ではなく、
 〝そこで何をするか〟。十分ではありませんが、やってきたつもりです。
 ある方から言われました、「助任にさせたら!」。もちろん、そうしても良かったと思います。
 任せられない、自分がしなければという思いに駆られる、性格がそうさせるのかもしれません。
 しかし一番は健康だったこと。合わせて信徒の皆さんが不肖の私を受け入れ、見守り、支え、導き、そして何よりも祈ってくださったことです。衷心より篤くお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
 思いは尽きません。ここで出会い関わってくださった方々の思いと様々な出来事をこれから行く先々で、毎日、聞きながら祈ることができた「浦上の鐘」の音色に合わせて響かせていくたいと思います。
黙想会で湯浅神父
~キリストの弟子の生き方模範に~
 ご復活に向けた準備となる黙想会が3月19~24日行われ、浦上教会出身で福岡大神学院の湯浅俊治神父がキリストや弟子たちの生き方を模範に、変わること、転んでも立ち上がることの大切さを諭した。
 新型コロナの影響で、ここ2年の黙想会は短縮したが、今年はコロナ前の形で実施。
昼の部
(20~22日)、夜の部
(19~21日、
22~24日)
3日間の日程で、多くの信徒が参加した。
 湯浅神父は祖先が本原教会近くの一本木で暮らし、浦上四番崩れで高知県に流されたことに触れ、「3畳に男性18人が詰め込まれ、高知に流された人の死亡率が高かった。生活の場でなく、信仰を試される場だったのでは」と述べた。
 「場」に関しては、中町教会にいた際のエピソードを紹介。小学生がアニメの話を懸命にしてきたことから「子どもを教会に受け入れ、場をつくるために、子どもの気持ちになってアニメを見るよう努力した。お互い受け入れるために変わらなければ」と語った。
 こうした変わる姿は復活を果たしたキリストに通じるとし、マルコによる福音書の1章に出てくる弟子たちも、イエスとの出会いを通して「変身」を遂げたとした。
 自身の司牧の中で印象深い出会いのエピソードもいくつか挙げた。大分県別府の児童養護施設では、生まれながら足に奇形があり施設の入り口に置かれたという男の子に出会い、その後会社を立ち上げるまでに成長したといい、「神父様は私の師匠。涙を流してきた分、他の人を喜ばせたい」という彼の言葉を紹介した。
 結びに、聖堂に入って目に入ってくる十字架上のキリストを「模範」と表現。「転んでも転んでも立ち上がるには大きなエネルギーがいる。その恵みを豊かに頂くのが四旬節であり黙想会である」と集まった信徒に伝えた。
「旅の終わりから150年」を前に (完)
匿 名(その二)
 気が付いたら教会から離れていました。特別に理由はありません。強いて言えば、行くのも行かないのもさほど気にはなりませんでしたし、そのこと自体悪いとも思っていません。
 子供たちも独立し、私は長年勤めた会社を定年して、第三の人生を最愛の妻と歩み始めました。適当な時間が出来て、ゆっくりとした毎日を送っていたある日、近所のある信者の方から旅行の誘いを受けました。温泉がある場所、夜は好きな酒が飲み放題、海の幸に歌ありの話に「よし、行こう!」と即決。
 出発の当日、貸切バスのフロントガラスには『浦上教会○○巡礼の旅』のステッカー。「エッ、何かの間違いでは?」。車内では祈りや行く先々の説明ばかり。車窓から景色を見ながら飲もうと持参していた〝ワンカップ″を開ける状態ではありません。そうこうしながら目的地に到着。気が進まない重い足取りで巡礼地を巡ります。ある墓地に着きました。私を誘った方が「ここに刻まれている方々があんたの先祖よ!」。「エッ!」と二度の驚き。しかし、この驚きは出発直前のそれとは別の意味で感動へと変わるものでした。同時に、そのことを知らなかった自分への恥ずかしさと当初の理由がどうあれ、こうして先祖と相まみえることができたことへの感謝の思いになりました。
 その夜、温泉に入り、酒あり、歌ありでしたが、何か別世界にいるような思いに駆られたあのことがあって、今、教会に喜んで足を運んでいます。
 2018年に『旅の始まりから150年』、そして今年の2023年には『旅の終わりから150年』を迎えました。当然ですが、先祖がいたから、今があります。先祖がその命を捧げてその信仰を守ったがゆえに、私自身があるということに心から嬉しく誇りに思います。
 旅の終わりは始まりでもあります。人生は終わって始まり、始まって終わりの繰り返しを、この5年間は私に大きなお恵みをもたらしてくれました。
 「旅の終わりから150年」の節目にあたり、2015年に行なった教区シノドスの提言〝父の家に帰ろう、そして出かけよう〟に則り、何かの事情で教会から離れ、しかし戻ってくることに言及してきました。
 自然界の息吹とともにまた新たなスタートを祈念して、このシリーズを終わることにします。
 (完)
  
霊名「聖ヨセフ」
鼈甲屋神父のお祝い式
 3月12日、9時30分のミサで鼈甲屋賢治助任神父の霊名のお祝い式が行われた。
 今年の聖ヨセフの祝日は20日であるが、お祝い式は事情で一週間早く行われた。また、手話ミサでもあって鼈甲屋神父直々の司式で行われた。
 コロナ禍によるマスク着用が自己判断となる13日の前日、手話を行うために鼻と口を隠さない透明のマスクを使用。久々に見る顔の表情に嬉しく、収束を間近に感じるミサだった。
 お祝い式は「お知らせ」の後、初めに藤田千歳評議会議長から信徒を代表して祝辞。二年間若い力で若者と信徒の指導に働かれたことを感謝し、これからも持ち前の積極的な行動力で、将来の教会を担う子供たちの導きを願って祝いのことばが述べられた。
 つづいて赤尾繁樹経済評議員から記念品、女性部から花束贈呈があった。
子供たちからは5年生深井暉翔(あきと)君が教会学校を代表し、聖ヨセフさまのように心強いお父さまで僕たちを導いてくださいとお願いの挨拶。また、5年生の小島颯介(そうすけ)君からは記念のプレゼントが贈られた。
 最後に鼈甲屋神父から感謝の言葉があり、参加の皆さんからの大きなお祝いの拍手で終了した。
 新 浦 上 街 道

             久志 利津男
    浦上の歴史(1)

 この浦上にあって大きく二つの歴史を見ることができます。いずれも言葉にはならない惨い出来事です。一つは迫害、そしてもう一つは原爆。今回からこの原爆に焦点を当てて過去を振り返りたいと思います。
 長崎に原爆が落とされて今年で78年を迎えます。2015年の春に私が第二十代の主任司祭としてこの浦上に着任した際は被爆70年でした。それから8年。この間に、ご年配で亡くなられた方の大半が被爆された方々で、誰もが年を重ねていくのですが、特に被爆者のここ数年の姿を見るにつけ、何らかの衰えを感じざるを得ません。
 着任して2年、2017年8月9日の原爆追悼ミサの中で、時の経過とともに被爆者の方々が年を取られ、次第に体が衰えていくがゆえに、年々ミサへの参加者が減少していることを申しました。
ミサが終わり、共同司式をしてくださった先輩司祭が「ミサ参加の減少は主任のお前のせい!」と突然に言われ、驚きとショックでしばらくその場に佇んでいたのは忘れもしません。同時に「そうなんだ、そうなんだよな」と自分の責任を否応なしに認めるに値する先輩司祭の心ある忠告であることにある種の喜びを感じ取ったことも明確に憶えています。しばし時間を置いて、思ったのです。「私への非難や叱咤激励は私自身の『身から出た錆』、言われて当然、気持ちの切り替えで解決はできる。しかし、原爆を経験された方々は忘れることも完全に癒されることもない。そして日一日とむしばまれていく中で、一生懸命に生きている、生きようとしている、いや生かされていることに喜びそれを分かち合おうとしている」。
 浦上の歴史を作り整え、読み解き、そして先頭に立って力強くゆっくりと歩んでいる彼らの思いを共有していく、同時に共存していくことはとても大事です。もうそんなに時間はありません。
教 会 学 校
    6年生と「お別れ遠足」
      教会学校年度末の行事

 3月11日(土)、教会学校のお別れ遠足が行われた。
 小学生34名、保護者・スタッフを含め総勢54名が参加。コロナによって中止が続いていたが、3年ぶりの開催となった。
場所は、金比羅山の凧揚げ広場。
 事前に教会学校で各々手作りのビニール製の凧に、思い想いの絵やメッセージを描いたものが、春の晴天に、天高く、舞い上がっていた。凧揚げの他にも、おしゃべりを楽しんだり、頂上を目指したり、凧揚げ広場にある大きな岩によじ登ったりと、それぞれに笑顔と笑い声が、3月の空に溶け込んでいた。
 コロナも落ち着きを見せ始め、注意しながらも、教会学校でも様々な催しを企画している。今年度の協力と参加をスタッフ一同お待ちしている。
評議会だより
【4月】四旬節・復活節

(2日)受難の主日(枝の主日)    〈典礼〉
    新役員任命式 9時30分ミサ後  〈本部〉
    評議会
     カリタスジャパン愛の
            献金封筒回収 〈本部〉
     駐車場許可更新用納入袋配布
     境内清掃分担図・担当割当表配布
                   〈信生〉
(4日)聖香油ミサ 10時30分     〈教区〉
(6日)聖木曜日(主の晩餐)
    主の晩餐の典礼 19時     〈典礼〉
(7日)聖金曜日(主の受難)
       大斎・小斎       〈典礼〉
    十字架の道行
       14時 ルドビコ像前で出発式
       15時 十字架山   〈本部・壮年会〉
    主の受難の典礼 19時     〈典礼〉
(8日)聖土曜日(復活徹夜祭)    〈典礼〉
    被爆者のための祈り
       10時 被爆マリア小聖堂〈レジオ〉
    復活徹夜祭の典礼 19時    〈典礼〉
       13名の洗礼式
(8~9日)ご復活祭 愛の募金活動
       各ミサ前後       〈ビン〉
(9日)復活の主日
       ミサ:7時30分・9時30分 〈典礼〉
(11日)「旅の日」記念ロザリオ
       5時30分         〈典礼〉
(13日)亡くなった会員の墓参り    〈エリ〉
(16日)新年度始業ミサ、始業式・入学式
       7時30分         〈信教〉
    壮年会祈念ミサ
       9時30分ミサ
    壮年会年次総会
       9時30分ミサ後信徒会館  〈壮年〉
(18日)小学生勉強始り
       16時 教会学校     〈信教〉
(22日)新入生歓迎会
    中学生勉強始り
       17時30分        〈信教〉
(29日)ビンセンシオ会・家族・賛助会員・
       帰天会員のためのミサ 6時
    永井博士追悼ミサ 14時    〈ビン〉
    ビンセンシオ会・エリザベット会合同総会
       17時 信徒会館  〈ビン・エリ〉

聖香油ミサと「司祭の日」ご案内

4月4日(火)10:30分
聖香油ミサと「司祭の日」のお祝い式。
神父様方のためにお祈りください。

【5月】復活節・聖母月

(5日)初金ミサ(女性部担当地区:橋口、岡)
       10時
    十字架の道行 19時      〈本部〉
(7日)評議会・マリア館建設実行委員会
     駐車場許可更新 19時    〈本部〉
(9日)被爆者のための祈り
       10時         〈レジオ〉
(11日)「旅の日」記念ロザリオ
        5時30分       〈典礼〉
(13日)聖母行列準備 13時     〈信教〉
    聖母行列の準備手伝い 13時  〈エリ〉
(13~14日)植物展示即売会      〈壮年〉
(14日)世界広報の日の献金      〈典礼〉
    広報の日の書籍販売      〈広報〉
    浦上小教区への転入者紹介式・歓迎会
        9時30分ミサ    〈シャロ〉
(21日)主の昇天の祭日        〈典礼〉
    教会学校清掃 保護者交流
       7時30分ミサ後     〈信教〉
(28日)聖霊降臨の主日        〈典礼〉

 ※行事は変更・中止となる場合もあります。

四月の地区集会について

 新年度が始まり、担当司祭の変更があり詳細が未定です。
 地区集会の開催については地区委員さんにお尋ねください。
お知らせ

○例年5月3日開催の、
津和野(乙女峠まつり)日帰り巡礼は、今年は中止となりました。

○2023年度行事予定表および評議会役員名簿は5月号に掲載いたします。
訃報

ヨゼフ 深堀哲也さん

評議会副議長の深堀哲也さん(上野2)が
3月20日亡くなられ、葬儀ミサが21日(火)
に執り行われました。
深堀さんは、
長年に亘り評議会副議長、中地区平和祈願祭担当をつとめ、教会活動ではリーダーシップを発揮して積極的に活動されていました。
深堀さんとご家族の皆様のために
お祈りください。
         納 骨 堂
  購入希望アンケート調査について

 「マリア館」建設に付随して納骨堂建設を計画しています。ただし、一定数の希望者がいなければ計画を進めることができないため、事前に購入希望者数を把握するためのアンケート調査を行います。詳細は各世帯に配布しましたアンケート用紙をご参照ください。
 回答は聖堂内(4か所)及び司祭館受付に設置の回収ボックスへ4月30日までに投函ください。また、個人(地区外)の皆様は回収ボックス横にアンケート用紙を配置していますのでお受け取りください。


マリア館建設にも関わる大事な調査です。必ずご回答いただきますようお願いいたします。
 今月の典礼担当地区
《4月》 四旬節・復活節

2日[日] 受難の主日(枝の主日)
                     江平2
9日[日] 復活の祭日           本部
16日[日] 復活節第2主日
     (神のいつくしみの主日)    江平3
23日[日] 復活節第3主日     坂本1・平野
30日[日] 復活節第4主日        坂本2
      世界召命祈願の日
《5月》 復活節・聖母月

7日[日] 復活節第5主日        平和
14日[日] 復活節第6主日      岡・小峰
      世界広報の日献金
21日[日] 主の昇天             橋
28日[日] 聖霊降臨の主日         昭和
家族で霊名の日を祝いましょう
<今月の聖人>
4月 April

25日 聖マルコ福音記者
29日 聖カタリナ(シエナ)おとめ教会博士
5月 May

 2日 聖アタナシオ司教教会博士
 3日 聖フィリポ 聖ヤコブ使徒
26日 聖フィリポ・ネリ司祭
29日 教会の母聖マリア
30日 聖母の訪問
 東京から始まった今年の桜前線、先月20日には長崎でも開花が宣言され、市内の桜の名所では、多くの花見客で久しぶりの賑わいを見せていた。私たちの生活も、3年余り続いた新型コロナウイルス禍から、漸く抜け出しつつあり、新らしい生活が始まり出している▲先月、教区司祭の人事異動が発表され、浦上でも8年間主任司祭を勤めた、久志神父様が佐世保の鹿子前教会へ転任され、新たに山村神父様が着任することになった。久志神父様のこれまでの指導に感謝。特に、広報担当司祭としての指導は刺激的だった▲主任の交 代に際し、よく言われているが、主任が代われば、教会も変わる。小教区は主任次第。だから信徒も司祭の異動情報には耳がダンボになっている。確かに小教区はそれぞれの主任司祭の持つカラーに染められることが多い。司祭交代の度に、教会の方針が大きく変わるの困るもの。主任は変わっても、変えらない小教区の取り決めや、譲れないことなどもあるはずだ▲司祭によって変わるのではなく、信徒が司祭をリードする、そんな信徒が中心の小教区があってもいいのかなとも思っている。山村神父様の着任を心より歓迎したい。