2023
インターネット版
収穫は多いが、働き手が少ない。だから、収穫のために働き手を送ってくださるように、収穫の主に願いなさい。
 マタイ9・37ー38
発 行
カトリック浦上教会
評議会 広報委員会
目次
憲、健、賢、パッ(輝)!
旅の終わり150周年記念
青年のための 巡礼ウォークWALK in 生月2023
雲仙殉教祭
教会学校
『ともに・・・つんのうで!』
評議会だより
今月の典礼担当地区
地区集会日程
家族で霊名の日を祝いましょう
お知らせ
赤鉛筆

助任司祭 ヨセフ 鼈甲屋 賢治
参加し交わり宣教する✟わたしたち長崎大司教区
長崎県内の青年が参加
4年ぶりに開催、浦上より36名がバス巡礼
4年ぶりの聖母行列
カ障連(1)
行事などのお知らせ
6月と7月の典礼当番
6月の予定
今月の聖人

編集後記
憲、健、賢、パッ(輝)!
助任司祭 ヨセフ 鼈甲屋 賢治
 早いもので、わたしが浦上に、皆さんにお世話になって、3年目を迎えています。2年前、これと同じ書き出しで始めたのが、わたしの初めての神の家族6月号の巻頭言でした。浦上の巻頭言で「あじさい」の言葉遊び(漢字遊び)をしたのを懐かしく覚えています。こんな文章が浦上の神の家族に掲載して頂いていいのか、信者さんたちに受け入れられるのか緊張したのを覚えています。今回は、いわゆる昔遊びの「けんけんぱ」の話をします。今でこそ、道路はアスファルトで舗装されていますが、雨で柔らかくなった地面に、石で◎を描いて、「ケン、ケン、パッ」と、片足着地、両足着地を繰り返し、リズム感やバランス感覚、跳躍力の向上が望めるそうです。
 さて、こちらは4月に山村憲一主任神父様を迎え、中野健一郎神父様と葛島輝義神父様、鼈甲屋賢治の4名で共同生活を行っています。昨年の4月からすると久志主任神父様と尾髙神父様の異動がありました。察しの良い方はすでに気付かれているかもしれませんが、4月から3人の「ケン」と、「パッ」と安心感・安定感を与えてくださるパウロ葛島輝義神父様とが生活しています。
 「まわりの人の手本となるような」、「ただしい行いを心掛け、信頼を置かれる」人であり、左右対称の「憲」の字形も本人の体型も安定感がある山村「憲」一主任神父様。
 太っておらず、素直で真面目で朗らかで調和をとり、真っ直ぐに立つ人を意味し、人々を真っ直ぐに主イエスへと導く中野「健」一郎神父様。
 「正義、輝くところに葛島あり」、利欲を捨て、正しい道に従い行動し、神に照らされて、わたしたちを輝かしてくださる葛島「輝」義神父様。
 賢いというよりズル賢く、というよりズルく、「雨ニモマケズ」の宮沢賢治のように、あくまで「サウイフモノニ ワタシハナリタイ」という願望は抱きつつも、願望だけで行動の伴わない残念な鼈甲屋「賢」治。
 ケンケンパッと、それぞれが自立し、その上で、みなさんとともに、一歩一歩前へと進んでいけるように。三ケン分裂することなく、葛島師に間を取り持ってもらいながら、より良い司牧に励むことができますように。旅の終わりが、新たな始まりであるように、みなさんとともに、主イエスとともに、浦上教会のさらなる発展を祈っています。
 最後に、6月16日、イエスのみ心の祭日の集会祈願を紹介します。「聖なる父よ、あなたは、人類の罪のために刺し貫かれた御子のみ心のうちに、限りないいつくしみの泉を開いてくださいました。わたしたちが、心からの奉献によってキリストの愛にこたえることができますように」



「旅の終わり150周年記念」
参加し交わり宣教するわたしたち長崎大司教区

 歴史を振り返ると、過去の日本に於いてはお上の定めた宗教以外は厳禁でした。だが、長崎地方では密かにキリスト教の信仰が伝承され、大浦天主堂の建立を機に日本の教会は「ローマ教会への復帰」を果たしたが、県下各地で過酷な弾圧(崩れ)が続発。その崩れの象徴が「浦上四番崩れ」でした。全国20藩22か所へ流配。600人以上の人が尊い命を捧げました。

 政府の帰還命令で浦上に帰って来た先人たちは「旅」と称し、荒れ果てた村の再建に取り組み、後世に信仰を伝えてきました。あの時から今年は、150年の節目の年です。
 現在を生きる私たちが信仰を考え、未来に向けてどう生きてゆくかを考えるために、150年の記念行事が教区を挙げて取り組まれ、【第一部】として、5月28日にロザリオ行列(大波止~西坂公園~浦上教会)と記念ミサが司教・司祭・修道者・信徒の参加で行われました。
 当日は天候に恵まれ、正午に22の流配地を記したたすき掛けの22名が大波止・プラタナス広場より「信仰の自由の始まり」の横断幕2枚を掲げ「旅する教会の神秘」のロザリオを唱え、行列が出発。大勢の信徒が待つ西坂公園に到着。
 公園では流配藩を記したプラカード毎に44名を加えて中村大司教様司式の出発式を実施。66名を先頭に司祭団・一般参加者と続き、公園を出発した。
 横断幕を掲げロザリオを唱え、浦上教会を目指して130人以上が行進。救護班と「南地区と北地区」の応援を受けた交通誘導員に守られ、浦上教会に無事に到着。
 記念ミサ5分前に聖堂正面で「迎え入れ式」を行ない、15時よりプラカードを掲げたすき掛けの66名を先頭に、司教・司祭団の入堂。
 祭壇前にプラカードが安置されて中村大司教様司式のミサが開始された。
 古巢師は説教で「旧約のユダヤ人の二つの捕囚を思い起こして長崎の教会はこの捕囚の追体験をしました。解放された民は略奪などによる悲惨な現実の中で、慈悲の心を抱えて奔走する司祭についてゆき、「憎しみと疑い」から「愛と信仰」の心に変えるために十字架山を建立しました。わたしたちは【同じ心でキリストに向かって進むこと】これを150年の開放の決意としましょう」と諭されました。

 閉祭前に22名の若者に、私たちが信じるキリストの教えの信仰のバトンを引き渡しました。
 『参加し交わり宣教する新たな旅する教会』へ進むために。信仰を引き継いだ若者たちは引き続き【第二部】として、若者による記念演劇を、7月23日(日)浦上教会聖堂で公演します。

           実行委員 藤田千歳

『参加し交わり宣教する新たな旅する教会』
  参加して……

●大波止の港に浦上信徒が帰ってきた日はどんな天気だったでしょうか。信仰していた宗教が認められた清々しさ、浦上の地に戻れた胸の内は光輝くものがあったかと思います。
 ロザリオ行列を終えて中村大司教様からの迎え入れ式を受け、聖堂へ入道するときは、何か安堵感と体のほてりも少し感じました。
 プラタナス広場から西坂経由でのロザリオ行列は多くの実行委員のサポートでトラブルなく進み、流配先のプラカードを掲げて祭壇までの進行は、事前に待機されていた信徒の皆さんの拍手で気持ちの高揚を抑えることができませんでした。ロザリオ行列に関係したすべての人に感謝の気持ちを持って帰宅しました。
●ロザリオ行列を終え、入堂される方々の堂々とした姿・顔には、祖先から受け継いだ物に誇りを持って次世代へと伝える強い思いが溢れているように感じられた。また、古巣神父様のお説教を聞いて、目頭を押さえる方もおられ、感動いっぱいのごミサでした。参加して本当に良かったと思う。
●一生に一度のチャンスを頂き、感謝しています。旅から帰ってきた方々が長崎に着いたときはどんな気持ちだったことかと考えると、胸がいっぱいになりました。家も土地もなくこれからの生活すべて、どうすればいいか分からない中で、信仰だけをよりどころに浦上にたどり着いたのではないでしょうか。しかし信仰の自由を勝ち得た心はどれだけ希望に満ちていたことか…。先人の強い信仰に倣い、日々の行いを通してこれからに繋いでいきたい。必ず繋がっていくものと確信します。
青年のための
WALK in 生月2023

 5月4日、5日に教区召命委員会主催で「青年のための巡礼ウォーク in 生月」が行われた。長崎県内から青年が12名、召命委員会の神父様やサポートしてくださる神父様が10名集まった。
 1日目は小雨の降る中、13時に山田教会を出発し「黒瀬の辻」と「だんじく様」の殉教記念地を徒歩巡礼し、折り返し山田教会に帰る予定だったが途中で雨が本降りになったためバスでの帰宅となった。それから場所を紐差教会に移し、歩き疲れと雨で冷えた体を癒すため紐差の信者さん達がご自宅のお風呂を沸かしてくださりおのおの疲れをとった。
 信徒会館に戻ると夕食が整えてあり、参加した神父様、青年、地元の信者さんと楽しく食卓を囲んだ。食事の後、共に祈りをして1日目の巡礼を終了した。
 2日目、6時から紐差教会でごミサに与り、バスで平戸ザビエル記念教会に移動し徒歩巡礼がスタートした。この日は風が強かったものの天気に恵まれ、神父さまと青年と交流を交えながらの巡礼となった。「焼罪」の殉教記念地を経由して田平天主堂を目指すコースだった。
 田平天主堂に到着し昼食をとって閉会となりそれぞれ帰路についた。
 閉会の際、召命委員会の委員長の辻原神父様は「巡礼で訪れた殉教地で殉教された方々の思いを胸に、また食事や飲み物、お風呂など快く奉仕してくださった信徒の方々に感謝し、それぞれの小教区で同じように活躍する信徒になれるよう、召命の道を歩んでいきましょう」と締められた。
            青年会 山口憲次郎
雲 仙 殉 教 祭

 爽やかな晴天のもと、5月21日(日)第40回雲仙殉教祭が雲仙メモリアルホールにて開催されました。私たち浦上教会は4年ぶりにバス巡礼団を結成し、総勢36名が参加しました。 
 出発時には、山村主任神父様から祝福を受け、車内で島原・雲仙での壮絶な迫害に耐えた先人の歴史を学ぶとともに、殉教者のためにロザリオを唱えながら雲仙を目指しました。
 到着後、式典・記念ミサ・地獄巡礼に参列し、式典では、東長崎教会が創作した「東吉物語」(架空の殉教者)の演劇(ビデオ)を鑑賞しましたが、子供たちの真剣な演技に多くの拍手がおこりました。
 記念ミサは中村倫明大司教様司式で行われ、説教では、雲仙普賢岳噴火災害での犠牲者に向けて作られた曲「奇跡」(さだまさし氏)を流し、「あなたは一人ではない。私はいつもそばにいる」という言葉を、神様から頂ければ、どれだけ幸せだろうか。多くの殉教者は「神様は共にいる」と確信して、どんな過酷な状況にも耐えきれたと語られました。
 ミサ後、雲仙地獄内の殉教者記念碑まで巡礼しましたが、最年長92歳の方を含め、36名全員が完歩しました。何ともパワフルな浦上教会巡礼団でありました。参加された皆様、大変お疲れ様でした。次回も多くの参加者をお待ちしております。
           信徒使徒職 深堀 浩
教 会 学 校
  聖 母 行 列

 コロナ禍のため長らく中止されていた聖母行列が、今年の母の日である5月14日(日)に、4年ぶりに実施されました。まず9時30分のミサ開始の鐘を合図に、信仰教育委員会の方々がおみこしを担ぎ、マリアさまが入堂されました。
 そしてミサの終わりに、『あめのきさき』が歌われると、引き続き『旅する教会の神秘』のロザリオを皆さんで唱えながら、今年は教会境内を行列しました。途中、ルドビコ茨木像や信仰の礎の碑の前など3か所での、6人の少女たちによる花まきは、聖母月の美しい光景として心に残りました。
 前日の13日(土)には、教会学校で小峰のルルド巡礼を計画していましたが、激しい雨のためにやむなく中止となり、被爆マリア小聖堂でロザリオの祈りを捧げました。しかし、翌日は打って変わって、少々暑さを感じる程の好天に恵まれました。子どもたちも大人の皆さんも心を合わせ、聖母マリアさまに祈りとお花を捧げる、この爽やかで幸せなひとときを、来年以降も過ごすことができることを切に願っています。
(ヨハネ 中野 健一郎)
ともに・・・つんのうで!
    カ 障 連 (1)

 10月14日(土)・15日(日)、三ツ山の純心大学で、日本カトリック障害者連絡協議会全国大会が開催されます。
 今回は、14回目にあたりますが、長崎での開催は初めてなので、私たち、実行委員会は、日本各地から来崎される方々を、温かくお迎えするのを今から楽しみにしています。また、この大会にひとりでも多くの皆さんが関わってくださることを願っています。
 障害者基本法では、障害者とは「身体障害、知的障害又は精神障害があるため、継続的に日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける者」と定義されています。
 本大会の参加者の多くが、お手伝いを必要とされます。当日、ボランティアとして参加していただける方、大歓迎です!
 皆様のなかには、障害者ではないけれど、「足が思ったように動かない」、「耳が聞こえにくい」など、体の不調を感じる方が、居られるのではないでしょうか。
 本大会のテーマは、
    『ともに・・・つんのうで!』
 【つんのうで】長崎弁で「一緒に行こう」という意味。

 障害のある人も、ない人も。お年寄りも若い人も子供も。身体的障害者も精神的障害者も知的障害者も。
 一緒に参加し、分かち合い、ともに考えることができたらステキだと思いませんか?
 当日、大会への参加が難しい方は、スポンサー&アピール隊として、ぜひ、ご支援を!
 近日中に、おそろいのTシャツやバックなどを販売させていただきます。売上は、全国から集まる参加者の交通費支援等に利用させていただく予定です。

 皆さん、『ともに・・・つんのうで!』
評 議 会 だより
【6月】イエスのみ心の月

(2日)初金ミサ
      (女性部担当地区:平野 平和 小峰)
       10時
    十字架の道行 19時      〈本部〉
(4日)評議会・評議会会計報告
    第1回バザー実行委員会
       19時          〈本部〉
(8日)聖フランシスコ病院お見舞い
       13時30分        〈エリ〉
(9日)被爆者のための祈り
       10時         〈レジオ〉
(11日)キリストの聖体
       各ミサ         〈典礼〉
    旅の日記念ロザリオ 5時30分 〈典礼〉
(16日)イエスのみ心 6時ミサ    〈典礼〉
(18日)保護者総会
       9時30分ミサ後     〈信教〉
(19日)準備委員会 19時       〈本部〉
(24日)洗礼者聖ヨハネの誕生
       6時ミサ        〈典礼〉
    引退司祭訪問・病院訪問
       13時30分       〈エリ〉
(25日)聖ペトロ使徒座への献金
       各ミサ         〈典礼〉
    創立記念ミサ 6時ミサ    〈エリ〉
    葛島神父様聖パウロ霊名のお祝い
       9時30分ミサ後     〈信使〉
    歴史委員会定例会
       9時30分ミサ後     〈歴史〉
    堅信組保護者会
       9時30分ミサ後     〈信教〉
(29日)祝聖ペトロ 聖パウロ 6時ミサ 〈典礼〉
【7月】

(1日) 福者ペトロ岐部司祭と187殉教者
       6時ミサ         〈典礼〉
(1~2日)中学生黙想会        〈信教〉

(2日)評議会・マリア館建設実行委員会
    第2回バザー実行委員会
      一菜募金封筒配布
       19時          〈本部〉
    敬老会対象者調査表配布
       19時          〈信生〉
(7日)初金ミサ(女性部担当地区:上野1・2)
       10時
    十字架の道行 19時      〈本部〉
(8日) 被爆者のための祈り
       10時         〈レジオ〉
(9日) 1学期終業ミサ・終業式
       7時30分         〈信教〉
(11日) 旅の日 記念ロザリオ「旅する教会の神秘」
       5時30分        〈典礼〉
(16日) 教会境内清掃 8時30分    〈信生〉
(17日) 準備委員会 19時       〈本部〉
(7/21~8/31)ラジオ体操
       6時ミサ後        〈信教〉
(23日) 初聖体式 9時30分ミサ    〈信教〉
(25~26日)小学生低学年黙想会    〈信教〉
(27~28日)小学生高学年黙想会    〈信教〉
(30日) 歴史委員会 定例会議
       9時30分ミサ後      〈歴史〉
(未定)信徒会館清掃      〈壮年・女性〉
    出津マルコ園訪問       〈エリ〉

 ※行事は変更・中止となる場合もあります。
 今月の典礼担当地区
《6月》 イエスのみ心の月

4日[日] 三位一体の主日       橋口
11日[日] キリストの聖体      上野1
18日[日] 年間第11主日       上野2
25日[日] 年間第12主日       高尾A
       聖ペトロ使徒座への献金
《7月》

2日[日] 年間第13主日        高尾B
9日[日] 年間第14主日         本原
16日[日] 年間第15主日          扇
23日[日] 年間第16主日      石神1・辻2
       祖父母と高齢者のための世界祈願日
30日[日] 年間第17主日        石神2
6月の地区集会日程
地区名 時間 場所 担当司祭
辻 2 6日 19時 公民館 中野師 
石神1
平野 8日 19時 喫茶ジャスミン 鼈甲屋師
坂本1 19時30分 公民館 山村師
石神2 中野師
坂本2 9日 19時 司祭館 葛島師
大橋 19時30分 公民館 鼈甲屋師
小峰 深井宅 中野師
辻1 公民館 鼈甲屋師
高尾 11日 19時 公民館 鼈甲屋師
中野師
江平 山村師
平和 19時30分 山村師
14日 19時30分 公民館 山村師
上野1 17日 20時 公民館 中野師
本尾 葛島師
橋口 18日 19時 公民館 中野師
本原 鼈甲屋師
上野2 山村師
休み  大手、 昭和、 女の都  
家族で霊名の日を祝いましょう
<今月の聖人>
6月 June

 1日 聖ユスチノ殉教者
 3日 聖カロロ・ルワンガと同志殉教者
 5日 聖ボニファチオ司教殉教者
13日 聖アントニオ(パドバ)司祭教会博士
17日 聖母のみ心
21日 聖アロイジオ・ゴンザガ修道者
24日 洗礼者聖ヨハネの誕生
28日 聖イレネオ司教殉教者
29日 聖ペトロ 聖パウロ使徒
7月 July

 1日 福者ペトロ岐部司祭と187殉教者
 3日 聖トマ使徒
11日 聖ベネディクト修道院長
15日 聖ボナベントゥラ司教教会博士
22日 聖マリア(マグダラ)
25日 聖ヤコブ使徒
26日 聖マリアの両親 聖ヨアキムと聖アンナ
29日 聖マルタ 聖マリア 聖ラザロ
31日 聖イグナチオ(ロヨラ)司祭
お 知 ら せ
    上映会

   ドキュメンタリー映画
       「シスターと神父と爆弾」

 浦上の被爆十字架を持ち帰った米軍少尉の姪Sr. メーガンら平和活動家の修道女と司祭たちが核兵器工場に侵入。そこで彼らが目の当たりしにた現実とは・・・・。


日 時:6月24日(土)13:30〜15:30
会場:長崎カトリックセンター
入場無料
主催:映画「シスターと神父と爆弾」を観る会
後援:カトリック長崎大司教区
● パウロ「永井博士」追悼ミサ開催

 4月29日午後、ビンセンシオ会の先輩会員であり、自らも被爆しながら、家庭療養中の病人を訪問し、治療・救護活動を実践した永井博士の追悼ミサを山村主任神父様の司式で行いました。
 現在、永井博士と妻緑さん夫妻の、列福・列聖調査が行われているとのこと、ミサに参加された方々も、一日も早い列福・列聖を心からお祈りしました。

● 聖ビンセンシオ会・エリザベット会
              合同総会の開催

 今年度の合同総会が4月29日、4年ぶりに行われました。指導司祭山村主任神父様の心温まる励ましの言葉を頂き、感謝のうちに総会は終了しました。
 これからも、浦上信徒の皆様の温かいご支援に感謝しながら、活動を続けて参りますので、両アクション団体をよろしくお願い申し上げます。
 洗礼のお恵みを受けたのは15年前。2人の子どもたちも一緒に。そして夫がその数年後に受洗し私たち夫婦は教会では「初代」となり、子どもたちは「2代目」となるはず。が、その後、私の両親が受洗し、私たちが「2代目」となった。先の者が後になり、後に来た者が先になるとはこのことだろうか▲『旅の終わり150周年』を記念し、先祖の守った信仰を伝えようとしている今、この「何代目」は特別な意味を持つような気がしている▲洗礼を受けた動機は何かと聞かれることがあるが、一番の理由は「神任せ」。私は人として間違えを犯すが、きっと神様は間違えない。 子育てにおいても同じこと。子どもたちが神様を信じている限り踏み間違えることはないだろうと思った▲日々学校や部活に行き、習い事や遊びに行く。良いことも悪いことも毎日それなりにあるけれど。全部ミサバッグに詰め込んで日曜日には教会へ行く。こうして帰る家が私たちにはある。それがとても幸せなことだと知ってほしい。帰りに聖堂でお辞儀をしながら「じゃ、神様また来週」と言い、教会を出たらすぐに寂しさでいっぱいになる。誰より好きで大切な方。そんな存在を信じてほしいと願っている。