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目次
一円硬貨の教え
旅の終わり150周年記念
葛島神父様霊名お祝い式
ながかった禍を越えて交流
教会学校
『ともに・・・つんのうで!』
エリザベット会
評議会だより
今月の典礼担当地区
地区集会日程
家族で霊名の日を祝いましょう
お知らせ
赤鉛筆 |
協力司祭 パウロ 葛島 輝義
高校生演劇『岩永マキ物語』
6月25日(日)9時30分のミサでお祝い
中村大司教様と青年、小学生の召命フェスティバルと黙想会、壮年会と教会学校のお父さん、の交流
8名が初聖体
カ障連 長崎全国大会へ向けて(2)
出津 「聖マルコ園」訪問
行事などのお知らせ
8月と9月の典礼当番
8月の予定
今月の聖人
編集後記 |
一円硬貨の教え
協力司祭 パウロ 葛島 輝義 |
人が生きていく上でぜひ必要なものは何か?、と問われたら、多くの人は「お金」と答えるらしい。この国で一般に使用されている貨幣は、一万円札、五千円札、(二千円札)、千円札、五百円硬貨、百円硬貨、五十円硬貨、十円硬貨、五円硬貨、そして一円硬貨は最小の貨幣である。
加速度がついたように過ぎ行く月日の積み重なりの中で、ずっとこの男の心に刻まれ、風化することなく、広がっている一円硬貨との出会いの日がある。
それは、浦上に赴任して、半年が経った頃、2020年8月28日、午前中のミサが終わり、参列者を送るために、聖堂前から下り坂にさしかかる所でのこと―。多ぜいの信徒の方々が通りながら、一円硬貨に気づかなかったのか、気づいたが、たかが一円硬貨、何の役にも立たないと見捨てたのか。人通りが消えた後、男が手にしてみると、酷く汚れているが、「昭和56年」と刻まれている。奇しくも、その年はヨハネ・パウロ二世が浦上に立った年。製造されてから凡そ40年、数え切れない程の人の手に触れ、そんなに重宝されずとも、そのかけがえなき使命を果たして来たであろうことを思うと、人の生涯のように思われ、丁寧に掌に乗せた後、司祭室の十字架のもとに飾った…。
汚れていても、それが一円硬貨であることには変わりない。ほんの僅かの酢と塩があれば、汚れた一円硬貨だってピカピカになる。そして一端きれいになれば、それは貨幣として立派に通用する。 |
さて、我々の魂に刻み込まれた神の肖像が覆い隠されてしまったらどうするだろう―。どうすれば、我々は新たに光り輝くことができるだろう…。まずは、回心し、イエス・キリストの全生涯の記念であるミサに与ることであろう。神は、様々な汚れで覆われた我々の心の中を見通される。だからこそ、我々に救いのしるしである洗礼や聖体の秘跡を与えてくださった。我々が真の姿をもっとはっきりと見えるようにするためである―。
人間は、神の似姿として造られている。時々、自らの存在が一円硬貨のように世に重宝されていないよう感じられるかもしれないが、決して過小評価してはならない。日々、それぞれの果たすべき貴い使命がある。信仰者は、キリストへの信頼のうちに生きる人生の喜びと希望の証人とならなければならない。
ある時、キリストは告知している。「神のものは神に返しなさい」(マタイ22・21)。令和の世は、人間の進歩か、歴史的必然か、高度な文明と不安定な自滅か…。キリストは、神中心へ舵を切るよう促している。
一円硬貨の出会いから遥か、当時の司式が主日の夕方6時30分だけだったことから、その一円硬貨を神のミサ依頼として、見苦しい体になり下がった今も必死でささげ続けている…。 |
「旅」の終わり150周年記念行事
高校生演劇『岩永マキ物語』
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日本の福祉事業の礎を築いた
「岩永マキ物語」
県内5校の演劇部による上演
『旅』の終わり150周年記念の行事【第2部】として、7月23日(日)浦上教会において高校生による演劇「岩永マキ物語」が上演されました。信徒発見から四番崩れ、流配そして帰郷(旅の終わり)後の時代を舞台に、孤児救済の先駆者と呼ばれた岩永マキを中心とした物語でした。
当日は予想をはるかに超える700名以上の方が観劇に訪れていただき、岩永マキの慈善愛に満ちた生涯を演劇で表現し、大きな感動に包まれました。
今回の演劇は5校(純心女子・海星・創成館・長崎北・長崎南山)の総勢50名を超える高校生が合同で行いました。学校の垣根を超えた取り組み自体も特別な企画であり、演じた高校生たちは全体練習が前日リハーサルを含めても4日だけという中、本当に素晴らしい演劇を披露してくれました。
また、「信仰のバトンを受け取り後世に伝えよう」というサブテーマに照らし合わせると、若い高校生たちが『旅』をテーマにした演劇を行うということに大きな意義があったと感じます。実際、参加した高校生はこの『旅』の時代背景を想像し、「岩永マキ」という一人の女性の隣人愛を感じ取りました。それぞれが「身近なこの長崎あるいは浦上のことでもまだまだ知らないことがたくさんあり、大変勉強になった」と口々に話していました。これだけでも大きな成果があったと思います。
演劇終了後にはご来場の皆様より大きな拍手をいただき、また多くの方から「素晴らしかった」「感動した」という言葉もいただき、高校生たちも達成感に満たされたようでした。
ただ、一つだけ悔やまれることは、どうしてもセリフが聞き取りづらいエリアがあったということです。予想以上の入場者でしたので特に後方に座られた方々が残念がられており、申し訳なかったと思っております。浦上教会の構造上致し方ありませんでしたので、ご了承ください。
最後に、今回の行事は、主催する教区として若い世代がカトリックの歴史に触れてくれたことに大きな意義や成果があったことと思います。また、若い高校生たちにとっては浦上教会という素晴らしい舞台で普段交わらない他校の生徒と協力して一つの作品を作り上げたという貴重な経験の場であったと思います。
今後『旅』の信仰が後世に伝っていくことを祈念いたします。
実行委員 赤尾繁樹 |
演劇にあたり挨拶される中村大司教様
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「劇」に出演して…
◆演劇とは誰かに何かを与えるものだと思っていました。しかし今回の公演で、私自身が岩永マキさんから、そして観客の皆さんから愛と感動を受けとりました。このような機会をいただけた感謝を胸に、マキさんのように脱皮を繰り返し、これからもたくさんの方々に愛のある演劇を届けていきたいと思います。ありがとうございました。
(岩永真凜役)
県立長崎北高校 2年 濵口 結友
◆棄教させるため拷問し,人としての尊厳をも奪うという、今では想像もできない事が行われていたことに驚き,当時の方々が受けた苦痛を思うと言葉もありません。そんな過酷な状況下でも信仰を貫き隣人愛を実践したマキさんたちの姿に、カトリック学校で学ぶ学生として少しでも近づきたいです。今回上演の機会を頂かなければマキさんたちについて詳しく知ることはなかったと思います。ありがとうございました。
純心女子高等学校 2年 大平 はるか
◆照明係を担当させて頂きましたが、5月に他校の生徒さんと一緒に初めての練習をしたときは、上手くいくのかとても不安でした。特に照明のタイミングなど、初めて扱う機材であったこともあり緊張しましたが、練習を重ねるごとに少しずつ上達し、自信がつきました。
皆で協力することが出来、最後の上演が無事に成功出来て良かったです。
海星高校 2年 三浦 優利
◆「岩永マキ物語~Great Mother」に携わる事になって以降、私の心の中にいつもマキさんが居ました。芝居の中で私たちが伝えるべきことは届いたと思います。台本を手にする前まで知らなかった岩永マキさん。このご縁に敬意と感謝を込めて演じました。
(岩永マキ役)
創成館高校 3年 田中 穂乃華
◆「岩永マキ物語~Great Mother」上演に出演できたことは一生の思い出になりました。当時のキリシタンの状況や岩永マキさんの生い立ち、生き方を知り勉強にもなりました。
芝居の稽古を重ねるとマキさんの見返りを求めない精神がこの浦上に残っていることを感じ取れました。
長崎南山高校 2年 武本 清良 |
葛島神父様霊名お祝い式 |
6月25日(日)9時30分のミサにおいて、聖パウロ葛島輝義神父様の霊名お祝い式を開催しました。(祝日は6月29日)
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信徒を代表して経済評議員寺下一美氏から記念品、女性部山田美由紀氏から花束を贈呈し、教会学校からも、5年生上河慶祐君からお祝いの言葉、同じく5年生の田中善君から心のこもったプレゼントが贈られました。
上河慶祐君から「神父様は体調が悪い中で、頑張ってくださり、ありがとうございます。そして侍者への温かい見守りに感謝し、これからも頑張ります」という感謝の言葉が贈られました。
葛島神父様からは、「体調のことで、信徒の皆様には、ご心配をおかけしていますが、今年は特別な思いがあります。21年前、奈留島で司祭叙階された時の主任神父様が山村主任神父様であり、その神父様と一緒に今こうして司牧が出来る喜びを神様に感謝しています。中野神父様や鼈甲屋神父様、そして信徒の皆様に支えてもらっていることにも感謝しながら、この浦上教会に貢献していきたい」という感謝と決意の言葉をいただきました。
あらためて、葛島神父様のご健康とご活躍を神様に願うお祝い式となりました。
信徒使徒職 深堀 浩 |
ながかった禍を越えて交流 |
中村大司教様と青年の交流
◆6月18日に行われた中村大司教様と青年の交流会に参加しました。大浦天主堂から浦上教会まで歩いている最中には、他の小教区の神父様と交流することができました。食事会の時には中村大司教様とも話すことができました。また、他の小教区の青年とも交流することができました。教区での集まりの時にしか他の教会の人たちと交流することができないので、次の機会にも参加したいと思います。
◆大浦天主堂から浦上天主堂まで歩く最中、中村大司教様に3回出身教会を聞かれました。普段、話をすることのない私にも何度も話しかけてくださり、まさしく「ともに歩もう」としてくださる姿に感銘を受けました。普段話す機会がない地区の神父様や青年たちとも話すことができ、いい経験になりました。またこのような行事があれば参加したいです。
BBQで交流
連合壮年会は7月9日(日)、教会学校のお父さんたちとの交流を図ろうと、バーベキューを行った。 |
召命フェスティバル・小学生黙想会
子どもたちは夏休みに入り、いろいろな行事が行われています。7月25日には「召命フェスティバル」が、25~28日には「小学生黙想会」が行われました。参加した子どもの感想文を一部紹介します。
◆「うんぜんにいって、いろんなことをしたのがたのしかったと思いました。じごくにいって、あつかったけどたのしかったです。しんぷさまたちのおんがくを聞くのがたのしかったです。」
◆「わたしは、もく想会に来て、初めて知ったことなどいろいろありました。たとえば、『東吉物語』や『十字架の道行き』、『旅の終わり』のお話の中でも初めて聞いたことがいっぱいありました。ほかにも初めて聞いたおいのりもありました。黙想会に来ていなければ、しらないことがいっぱいあったと思いました。
わたしは、もっと神さまのことをしって家族やともだちに教えてあげたいです。神さまのことをいっぱいしったら、わすれないようにしたいです。」
コロナ禍でいろいろな行事が中止となっていましたが、今年は黙想会も無事に行うことができました。まだまだ油断できない状況ですが、これからも子どもたちの行事は続きます。子どもたちが実りある夏休みを過ごせるようお祈りください。
コロナ禍前のボーリング大会に代わる交流の取り組みとして初めて企画。壮年会会員を含め50人ほどが司祭館前に集まり、熱々のお肉をほおばり、ビールでのどを潤しながら、賑やかなひとときを共にした。
壮年会は活動の担い手を増やすため、こうした交流の機会を今後も作りたいと考えている。 |
教 会 学 校 |
祝・初聖体
7月23日(日)9時半のミサで今年度初聖体式が、山村主任神父様司式のもと行われました。初聖体者次の通りです。
ミカエル尾﨑晴都、ヨゼフ加藤隆太、
ヨハネ・バプチスタ塚本真幸、ヨセフ橋本真邦、
マルコ平川晴麻、ラファエル松本勇気、
ミカエラ竹中飛多、マリア山田果歩
の8名。
初聖体の勉強は4月に開始。6月の日曜日には司祭による勉強会がありました。2学期も勉強は継続していきます。
初聖体式の終わりに代表の橋本真邦くんが「かみさまをたいせつにして、しんこうをつたえていけますように、おいのりください。」と感謝の挨拶をしました。
今年初聖体の子どもたちも明るく元気で希望のある子供たちでした。保護者も子どもと一緒に学んでいく中で、自身の信仰生活を振り返る良いきっかけになったようです。主任神父様は、初聖体の日、教会共同体ではもちろん、ご家族でお祝いしてほしいと勧めていました。
旅の終わり150周年記念の年にふさわしい教会共同体の交わりの日でした。信徒の皆様のたくさんのお祈り、ご家族の励ましは何よりの支えです。続けてお声掛け、お祈りください。ありがとうございました。 |
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『ともに・・・つんのうで!』 |
カトリック障害者連絡協議会
長崎全国大会へ向けて(2)
「神のなさることは、すべて時にかなって美しい」(コヘレトの言葉3.11)。神様と出会ったきっかけも、ある人との一期一会の出会いからでした。生まれつき足が不自由な私にとって、一生足が動かなくても、心の足で自分の人生を生き抜いていく力と勇気を、イエス様を信じるという信仰によって得ました。これは一生ものの宝物です。
浦上教会で受洗し、共同体の皆さんとのふれあいの中で育んでもらい、そして結婚、子どもを授かり、人生の節目に教会ではたくさんのお恵みをいただきました。いつどんなときも、聖堂のイエス様は変わらず私を待っていてくださって、ありのままに受け止めてくださいます。
家を出て教会へ一歩踏み出すと、教会の皆さんが声をかけてくださったり、神父様たちも挨拶してくださったり…そんなことがとても嬉しく感じます。教会に来られてラッキー幸せと心躍ります。聖堂へ行くためのスロープも設けてあり、助かっています。ありがとうございます。 |
大会への参加、運営資金のご支援、当日のボランティアへのご協力を心よりお待ちしております。 |
健常者の中に障害者もいる。同時に、障害者の中に健常者も共にいる。不自由なことは確かにあっても、決して不幸ではありません。神様の愛のうちにお互いに補い合いながら、助け合いながら歩んでいきたいです。これまでも、これからも。浦上教会、大好き!
(日田陽子) |
エリザベット会 |
長く降り続いた雨の、ひと休みした7月13日(木)我々聖エリザベット会員十名は外海西出津町にある養護老人ホーム「聖マルコ園」を訪問しました。
この施設には約50名程の方々が入所しておられます。その中でも浦上の地から入所されている3名のシスター方(師イエズス修道女会)にお会いできる事になり、楽しみにしていました。
しかし、再びコロナ感染者の急増により訪問の二日前になって一人しか入館出来ないとの連絡が入りました。それで、面会を断念せざるを得なくなりました。お見舞いの品だけを玄関口でスタッフの方々にお渡しして帰って来ましたが、とても残念でなりませんでした。 |
尚、帰りの道の駅でソフトクリームを食べながらの反省会はもちろん忘れることはありませんでした。
聖マルコ像の前で |
評 議 会 だより |
【8月】
(3日)長崎地区 子どもスポーツ大会
10時シーハット大村 〈信教〉
(4日)初金ミサ(女性部担当地区:高尾)
10時 〈本部〉
十字架の道行 19時 〈本部〉
(6~15日)平和旬間ロザリオ
5時30分 〈典礼〉
(6日)評議会・一菜募金封筒回収 〈本部〉
敬老会対象者調査表回収・
駐車場許可更新 〈信生〉
新学生養成援助金封筒配布 〈女性〉
(9日)原爆犠牲者追悼ミサ
6時・11時2分 〈典礼〉
たいまつ作り16時 〈壮年〉
平和祈願祭 〈壮年・ビン・女性〉
平和祈願祭・ミサ・たいまつ行列
18時 〈中地区〉
(11日)旅の日記念ロザリオ
5時30分 〈典礼〉
クララ祭 18時30分 〈本部〉
(12日)ノルベルト赤尾神父様命日
6時 〈典礼〉
(15日)聖母の被昇天ミサ
6時・7時30分・9時30分 〈典礼〉
子供たちへ祝いのお菓子 〈壮年・女性〉
(20日)シャローム転入者紹介
9時30分ミサ 〈シャロ〉
(21日)準備委員会 19時 〈本部〉
(27日)歴史委員会定例会議
9時30分ミサ後 〈歴史〉 |
【9月】
(1日)初金ミサ(女性部担当地区:本尾)
10時 〈本部〉
十字架の道行 19時 〈本部〉
(3日)被造物を大切にする世界祈願日 〈典礼〉
二学期始業ミサ・始業式
7時30分 〈信教〉
マリア館建設実行委員会・評議会
19時 〈本部〉
(5日)小学生の勉強始まり 〈信教〉
(9日)被爆者のための祈り
10時 〈レジオ〉
中学生の勉強始まり 〈信教〉
(10日)十字架山殉教祭 14時 〈本部〉
(14日)十字架の称賛 6時 〈典礼〉
(17日)敬老者・病気療養者のためのミサ
病者の塗油の秘跡
9時30分 〈本部〉
(18日)準備委員会 19時 〈本部〉
(22日)引退司祭訪問・病院訪問
13時30分 〈エリ〉
(24日)世界難民移住移動者の日 献金 〈典礼〉
歴史委員会 定例会議
9時30分ミサ後 〈歴史〉
聖トマス西と15殉教者ミサ
14時 中町教会 〈教区〉
(26日) 経済評議員 定例会議 〈経済〉
(27日) 聖ビ・ア・パウロの祝日
SSVP会員・家族のためのミサ〈ビン〉
※行事は変更・中止となる場合もあります。 |
今月の典礼担当地区 |
《8月》
6日[日] 主の変容 大手・女の都
13日[日] 年間第19主日 辻1
20日[日] 年間第20主日 本尾1
27日[日] 年間第21主日 本尾2
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《9月》
3日[日] 年間第22主日 江平1
被造物を大切にする世界祈願日
10日[日] 年間第23主日 江平2
17日[日] 年間第24主日 江平3
24日[日] 年間第25主日 坂本1・平野
世界難民移住移動者の日献金 |
8月の地区集会日程 |
地区名 |
日 |
曜 |
時間 |
場所 |
担当司祭 |
辻1 |
11日 |
金 |
19時30分 |
公民館 |
鼈甲屋師 |
休み |
その他の地区は休み |
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家族で霊名の日を祝いましょう |
<今月の聖人> |
8月 August
1日 聖アルフォンソ〈リゴリ〉司教教会博士
4日 聖ヨハネ・マリア・ビアンネ司祭
8日 聖ドミニコ司祭
10日 聖ラウレンチオ助祭殉教者
11日 聖クララおとめ
14日 聖マキシミリアノ・マリア・コルベ司祭殉教者
15日 聖母の被昇天
21日 聖ピオ十世教皇
22日 天の元后聖マリア
24日 聖バルトロマイ使徒
28日 聖アウグスチヌス司教教会博士
29日 洗礼者聖ヨハネの殉教 |
9月 September
8日 聖マリアの誕生
13日 聖ヨハネ・クリゾストモ司教教会博士
15日 悲しみの聖母
16日 聖コルネリオ教皇 聖チプリアノ司教殉教者
20日 聖アンドレ金と同志殉教者
21日 聖マタイ使徒福音記者
23日 聖ピオ(ピエトレルチーナ)司祭
27日 聖ヴィンセンチオ・ア・パウロ司祭
28日 聖トマス西と十五殉教者
29日 聖ミカエル 聖ガブリエル 聖ラファエル大天使
30日 聖ヒエロニモ司祭教会博士 |
お 知 ら せ |
● 被爆78周年 8月9日の祈り
原爆投下から78年、新型コロナ感染症による影響で長崎教区主催としての平和祈願祭が中止となって4年目の今年、政府の感染症対応緩和及び小教区での対応状況を確認した結果、松明行列を復活した平和祈願祭を実施することになりました。8月9日の行事予定は以下となります。
『平和を実現する人々は幸いである、 その人たちは神の子と呼ばれる』
① 原爆犠牲者追悼ミサ(浦上教会)
開始時間 午前6時及び11時2分
② 平和祈願祭(浦上教会~平和公園)
・平和祈願ミサ … 午後6時00分
・行列出発式 … 午後8時00分
・行列開始 … 午後8時10分
・セレモニー … 午後9時00分
・式典終了後片付け・午後9時20分
※ 雨天時では松明行列及び平和公園でのセレモニーが中止となります。 |
● 十字架山殉教祭
『旅』の終わり150周年行事 第3部
日時:9月10日(日) 14時~
場所:十字架山
1881年(明治14)9月14日
十字架称賛の祝日に設立
十字架山とは?
● 浦上教会バザー
日時:10月22日(日) 8時半~12時
場所:浦上教会
各地区・各アクション・修道会などが出店。 |
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教会学校2階にある広報委員会の部屋。編集作業の合間、本棚をあさると、ありました。昭和49年4月7日発行「神の家族」第1号▲名付け親は当時の主任司祭、浜口庄八神父様。「公正は期したつもり」との編集部コメントが微笑ましい。そばにある人物春秋には、結婚20組、誕生9人、訃報6人。高度経済成長と第2次ベビーブームが終わりかけの頃。3組の結婚式がある日もあり、隔世の感を禁じ得ない▲ご年配の方は覚えていらっしゃるだろうか。共助組合。設立7年目の時点で資本金400万円突破と記事にある。戦後の貧しさから抜け出せない方もいたのかもしれない。 |
信徒同士助け合って生きようという確かな息吹が紙面から伝わる▲その年の8月の第5号をめくると「待望の信徒会館落成」の記事。まさにこの原稿を執筆している教会学校のことだ。「神の家族」は浦上教会共同体の記録であると実感する。同じページには「浦上教会評議会誕生!」。教会の基盤が築かれた時期であったのだ▲ぎっしりと詰め込まれた紙面から伝わるのは教会活動に対する熱気の数々。先人の意気込みを今に、そして後世につなげていこうとしているのか。半世紀近く前の紙面が問いかけているように感じる。 |